実はとても可愛らしい街、ドゥランゴ☆
皆さん、ドゥランゴ州をご存知ですか?ドゥランゴ州はメキシコ北部に位置する街です。
ここには在留邦人が少ないので、情報があまりない上、検索サイトなどで「メキシコ ドゥランゴ」などと検索しようものなら、「危険な街」「住んではいけない街」などの見出しが出てきます。
実際、6年ほど前はマフィアの抗争などがあり危険な街とされていましたが、近年はそういった騒動もすっかり無くなり落ち着きを取り戻しています。
今回は、そんなドゥランゴ州ドゥランゴ市に実際住んでいる私がその魅力の一部をお伝えします!
ドゥランゴ市のセントロ
メキシコの北部に位置するドゥランゴ州、その南部にあるのが州都のドゥランゴ市です。メキシコシティからは長距離バスで12時間程度、飛行機だと2時間程度で到着します。バスで来られるならば、バスターミナルから観光スポットが満載のセントロまではタクシーで15分ほど、空港からはタクシーで40分ほどです。
今回は魅力満載のセントロについて少しお話します。
ローマ法王も訪れた歴史あるカテドラル
セントロに着くと、一番に目に付くのがカテドラルです。
ドゥランゴ市のカテドラルは1713年に建立され、4年前には300周年の記念行事がありました。
バロック様式の古くて由緒あるその建物は、昼は内部を見学して堪能でき、夜はライトアップされる為昼とは違った一面を愉しむ事が出来ます。
また、1990年には当時のローマ法王ヨハネ・パウロⅡ世が当カテドラルを訪れたことでも話題になりました。
市民たちの憩いの場「コンスティトゥシオン通り」
そして、カテドラルの脇を通る道がConstitución通りです。
この通りはセントロの街を南北約1.2Kmに渡って突っ切る通りで、その一部を除いてほとんどのエリアが歩行者天国となっており、市民の憩いの場として知られています。
通りにはたくさんの雑貨屋やブティック、可愛らしいカフェや地元で人気のレストランも点在しており、買い物客やカフェやレストランで飲食を楽しむ人々でいつも賑わっています。
セントロにはその他にも数々の教会を始め劇場や大学や博物館などが数多くあり、そのほとんどが国で最も重要な建物と認定されています。
その為、メキシコ北部で最大数の歴史的建物を誇る街と言われています。
建物や街並みをより一層美しく見せるのが、ドゥランゴの天気です。ドゥランゴは
「320日雨が降らない街」
と言われることもあるほど雨が少なく、晴れの日は綺麗な青空に数々の歴史的建造物が一層引き立って見えます。
セントロで散策を楽しみ、疲れたらConstitución通りの可愛いカフェでドゥランゴの日差しを浴びながら一休み♪
メキシコシティからはそう遠くない街でそんな一日を過ごしてみませんか?
Google Map「ドゥランゴ市」