タケリア(タコスレストラン)が豊富にあるメキシコシティ
タケリアの選択肢が多すぎていつもどこに行こうか迷ってしまいます、、、
ということで、今回は職場のメキシコ人におすすめされたタケリアに行ってきました。
駐在員などのシティに長期間滞在される方や、何度もメキシコシティに行ったことがあるという方は特にオススメです!
では早速見ていきましょう!
Grill and Red House (グリル・アンド・ハウス)
初めに紹介するのは「Grill and Red House Taqueria」です。このタケリアは、中心地より少し南に位置するDel Valle (デル・バジェ)という地区にあります。なんとこのタコス屋では、タコスのビュッフェメニューがあり、150ペソ(約1,240円)でお腹いっぱいタコスが食べることができるタケリアで、週末は地元の人たちで賑わっていました。
100ペソ(約830円)〜250ペソ(約2,000円)の中からメニューが選べますが、私はワンドリンク付きの200ペソ(約1,650円)のビュッフェを注文しました。
名称:Buffet de cortes (ビュッフェ・デ・コルテス)
値段:200ペソ(約1,650円)
リモナーダというレモンスカッシュに似たジュースと、5種類の肉(ステーキ2種類、ソーセージ、リブステーキ、ポークチョップ)、フライドポテト、サボテンが乗っているワンプレートと、トルティーヤが9枚入っている器が来ました!
お肉はどれも柔らかく、ネバネバして歯ごたえが良く塩味の効いたサボテンと相性抜群です。お腹はいっぱいになりますが、色んな組み合わせのタコスを食べられるので、不思議と何個でも食べることができます。とにかくいっぱい食べたい、色んな種類のタコスを食べてみたいという方にぜひオススメです!
営業時間:月−水(12:00-18:00), 木−土(12:00-20:00), 日(定休日)
ロケーション:
Rodríguez Saro 417, Col del Valle Sur, Benito Juárez, 03104 Ciudad de México
Taqueria Orinoco (タケリア・オリノコ)
次に紹介するのはチェーン店の「Taquería Orinoco」です。ここはもともとモンテレイというメキシコ北部の都市にあるタケリアで、現在メキシコシティには7つも店舗があります。中心地にも多くあるので観光客の方にもお勧めです。
北部では牛肉がよく食べられるそうで、このタケリアも牛の絵がひっくり返ったロゴが特徴的でした。
私が頼んだのは、Chicharrón(揚げた豚肉)のタコスとRes(牛肉)とCostrasというチーズが入っているトルティーヤで作られたタコスです。
名称:Tacos de Chicharrón (タコス・デ・チチャロン)
値段:30ペソ(約250円)
上の写真の一番左に載っているのが、Chicharrón(揚げた豚肉と玉ねぎ)のタコスです。
揚げた豚肉がゴロゴロと入っているので少しヘビーですが、玉ねぎ、パプリカ、アボカドも載っていて、ボリューム感がありながらもバランスの取れた一品です。
お好みでハバネロやサルサ・ベルデなどのソースをかけることができるので、辛いのがお好きな方や味変したいときにおすすめです。一口かじると外はカリッと中はジューシーな豚肉がクリーミーなアボカド、そしてトロトロになった玉ねぎと絶妙に調和してくれます。
サルサ・ベルデについての記事はコチラ
【メキシコ料理】サルサ・ベルデを作ってみよう!名称:Costra de res (コストラス・デ・レス)
値段:45ペソ(約375円)
次は上の写真で左側のチーズがたっぷり載ったCostrasです。生地から豪快に具材がはみ出していて、とにかくチーズの主張がすごいです。濃厚でよく伸びるチーズが牛肉と絡まっていて、さらにアボカド、玉ねぎが載っている「欲張りタコス」です。クリーミーでジューシーなタコスを求めている方にはたまらないでしょう!
北部スタイルのヘビーなタコスを満足に味わえる「Taqueria Orinoco (タケリア・オリノコ)」。
記事をご覧の皆さんも北部のタコススタイルを味わってみてはどうでしょうか?
営業時間:日〜水(13:00-15:30), 木(13:00-16:00), 金・土(13:00-18:00)
ロケーション:
Av. Yucatan 3, Hipódromo, Cuauhtémoc, 06100 Ciudad de México, CDMX.
Taquería Revolución (タケリア・レボルーション)
次は、「Taquería Revolución」というタケリアを紹介します。こちらも中心地からは少し南のNonoalcoというエリアにあります。
このタケリアはお昼の時間は営業しておらず、17時半から深夜1時までしか開いていませんが、いつ通りかかっても混んでいるほど人気のお店です。
今回は、このお店でしか食べられないJaponés(ハポネス)というタコスとBistec con queso(ステーキとチーズ)のタコスを頼みました。このJaponésというタコスはメニューには載っていませんが、日本人好みに作られたという裏メニューだそうです!
名称:Tacos de japonés(タコス・デ・ハポネス)
値段:29ペソ(約240円)
マリネした豚肉、玉ねぎ、トマト、ハラペーニョ、パクチーが入っています。豚肉はTacos Al Pastor (タコス・アル・パストール)で使われているものと同じですが、スライスしたトマトと酸味の効いたハラペーニョがあることによって、とてもさっぱりしています。また、トルティーヤも小麦粉から作られたものかトウモロコシか選べるのですが、どちらもしっとりしていて具材をソフトに包んでくれます。
実はこのタコス、他のタケリアではあまり見かけないレアなタコスなんです!
このタケリアに来た際はぜひトライしてみてください!
名称:Bisteck con queso (ビステック・コン・ケソ)
値段:3つ入りで90ペソ(約750円)
「Bisteck con queso」はステーキとチーズという意味で、牛肉、チーズの他にこのタコスにはアボカドも入っています。このタコスはJaponésと違って重ためのタコスで、最初の一口でジュワッと肉汁が口の中に広がる感じがたまりません。牛肉、チーズ、アボカドと一つ一つがヘビーな具材ばかりですが、なぜかペロリと食べれてしまう、そんなタコスです。
名称:Volcán de pollo(ボルカン・デ・ポジョ)
値段:18ペソ(約150円)
こちらのタコスは他のタコスと違ってトルティーヤがカリッと揚げられています。豚肉、牛肉、鶏肉の中から具材を選べたので、私は鶏肉にしました。鶏肉の上にはたっぷりかけられたチーズが少し炙られていて、薄味の鶏肉とパリパリなトルティーヤとよく合っており、締めのタコスにふさわしいタコスです。
タコスだけ頼んで帰ろうと思っていましたが、店員さんが来て「まだ何か頼む?デザートは?」と聞かれたので、甘い物に目が無い私はついついデザートまで頼んでしまいました。3つほど選択肢があったのですが、「Pay de limón (パイ・デ・リモン)」を選んでみました。
名称:Pay de limón (パイ・デ・リモン)
値段:25ペソ(約200円)
ヨーグルトのような見た目のデザートだったのですが、スプーンで中をすくうとスポンジが出て来て、さらに食べみると少しレモンの効いた濃厚なチーズケーキみたいでとても美味しいです。もし食べきれなければこのまま持ち帰ることもできるので、甘党の方におすすめしたい一品です。
ぜひディナーやお酒を飲みに行く前などにここでしか食べれないタコスをご賞味ください!
営業時間:月〜土(17:30-25:00), 日(定休日)
ロケーション:
Av. Revolución 772, Nonoalco, Benito Juárez, 03700 Ciudad de México, CDMX.
まとめ
いかがでしたか?メキシコシティには、遺跡や博物館などたくさん見て回れる観光地がありますが、中心地から飛びたして少しニッチなタケリアを回ってみるのも面白いかもしれませんね。ぜひ、色んな種類のタコスをご賞味ください!