番外編 サーファーの憧れの土地でサーフィンがしたい! Vol.8 南米ペルー

南米にはペルー以外にもブラジルやエクアドルなど、魅力のあるサーフスポットが点在しています。 今回はメキシコから少し離れて、サーファーたちの憧れの土地である南米ペルーでの記録です。

今回はメキシコ国外のサーフリポートです。

メキシコに住んでいるからこそ、日本からでは遠すぎてなかなか足が踏み出せない南米でサーフィンをしてみたいと思う人は多いはず。

そんな方々にはブラジル、ペルー、エクアドルは憧れの地ではないでしょうか。

今回は、2016年のセマナサンタに行って来た、ペルーでのサーフレポートです。

ペルーはご存知の通り、サーフィン大国。

メキシコなんかよりも、よっぽどサーフィン環境が整っています。首都リマのMira Flores 地区(ミラフローレス地区)にはサーフショップも揃っているし、目の前が海なので休日ともなると、波に集まるサーファーと、そのサーファーを見下ろすように立つ大型ショッピングモールへの買い物客で人がごった返します。

マリンスポーツを都会で楽しむという感覚。

大都会リマの街は、マリンスポーツと都会の遊びが同時に叶う場所です。

今回はリマ周辺、ペルー南部のサーフポイントをメインに紹介。

ペルーの北部にはサーファーなら誰もが夢見る、脅威のウェーブマシーンで有名な「Chicama(チカマ)」があります。リマから636km、車で約8時間の距離。

うーん。結構な距離なので、リマから仲間とレンタカーを交代しながら運転するなりしないと行けなさそうです。近いうちに行ってみたいと思うので、また情報を集めてリポートしたいと思います。

北部の波の方が有名なペルーですが、南部でも十分にサーフィンが楽しめます。

Lima Mira Flores (リマ ミラフローレス)

首都リマ市内、ミラフローレス地区の眼下に広がるサーフポイント。

堤防が一本入っていて、そこからブレイクする。

その堤防の先には美食の国ペルーで有名なレストラン、La Rosa Nauticaがあります。

ペルーの政府公認のリマシティーの美食ツアーでも取り上げられるほどの有名店。レストランの両脇にはサーファーが波に乗っている姿も見ることができるほか、夕暮れ時の海を見ながらの食事も最高にロマンチック。機会があれば是非訪れたい。

正面左側(レギュラーウェーブ)はどちらかというと中上級者向け、正面右側(レフトウェーブ)では初心者レッスンから中級者向けのようです。

どちらにしても、Mira Flores から崖下になるので、タクシーかレンタカーは必要です。

Mira Flores 近くのサーフショップに事前連絡しておけば、ピックアップやレンタルもスムーズに出来るので是非活用したいですね。

LIMA La rosa nauticaLIMA Klimax surf shopGoogle Map(ミラフローレス)

Lima San Bartolo (リマ サンバルトロ)

リマ市内から車で1時間ほどPan America (パンアメリカ高速道路)を南下した所にある。

リマの地元民がビーチレジャーをするために訪れるビーチで、狭い湾になったビーチには所狭しとパラソルが広げられている、ローカル海水浴場。

とにかく水が冷たい&ローカルが冷たい。

4月はペルーでは秋。夏の終わりにも拘わらず水は冷たく、スプリング-3mmウェットスーツが必要です。冬になると5mmのウェットスーツが絶対に必要です。

正面左と正面右の2ポイント。

正面左 : 初心者中級者向け。レギュラーグーフィー。岩、砂、丸石ボトム。一日中コンスタントに波あり。ローカル色がかなり強いので、人が少ない時間を狙うのがベスト。

正面右 : 堤防エントリー。堤防の先まで歩いて行って、入水。堤防奥からレギュラーグーフィー両方ブレイク。見た限りローカルオンリーもしくは、ローカルとコネがないと難しそうです。

Surf shopもどきが何件かありますが、普通のボードはなく初心者レッスン用のサーフボードかファンボードのみ。ショートボードを借りたい場合はローカルのマイボードを借りることになる。その場合、IDを要求されたり、高額を要求されたりと、トラブルの元なので、出来るだけ避けた方が無難です。

ペルーへのサーフトリップは、遠い知り合い、友達の友達の知り合い…でもいいので誰か地元の人と行ったほうが無難だと思います。特に、同じラテンとはいえ、メキシコとペルーの女の子に対する接し方には大きな違いが!ペルーでジェントルマン文化を期待すると痛い目にあいます。

Google Map(サン・バルトロ)
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紹介文: 海が好きです。

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