そもそも「初聖体拝領」って何?
初聖体拝領(Primera comunión)とは、カトリック教のことをきちんと理解できるようになったら、正式に自分の意志でカトリック教徒になる儀式。ここで言う「聖体」とは、聖なる体、すなわちキリストの体を表しています。キリストの体を象徴する特別なパンを食べ、キリストの心と一体となるためのものです。年齢は特に決まっていませんが、最近では小学2~3年生の8歳前後で行うことが多いそうです。
親がカトリック教徒であれば、小さい頃に洗礼を受けている人は多いと思いますが、初聖体拝領式はあくまで「自分の意志で」カトリック教徒になります、というのがポイントです。また、この時に食べるパンは「Hostia(オスティア)」と呼ばれる白く薄い丸いお煎餅のようなものです。
初聖体拝領式では何をするの?
最初の式は教会で行う場合がほとんどです。場所によって式も様々ですが、大まかな流れとして、神父さんのお話を聞き、聖歌を歌い、今回の主役が神父さんからパンを口に入れてもらいます。
また今回のように個人的に式を行う場合もあれば、教会や学校等で大人数で行う場合もあります。
主役の子供たちは白い服を着て登場します。女の子は白いドレス、男の子は白いスーツ、又は白いシャツに白いパンツといった格好をします。
招待を受けたら、どんな服装で行けばいい?
気になるのは参列者の格好ですね。初聖体拝領式という神聖なる場所なので、カジュアル過ぎる格好はNG。男の子は襟付きのシャツ、女の子はワンピース等、セミフォーマルくらいの格好で良いかと思います。男の子の場合はジャケットにジーンズといった子も何人もいました。もし気になる場合は、一緒に参加する人に聞いてみるのも良いかもしれません。またプレゼントも必要に応じ持参します。
式の後はメキシコならではのパーティー!
教会での式が終わると、メキシコらしくパーティーが始まることが多いようです。日本では結婚式の後の披露宴もしくは二次会のイメージです。ご飯を食べながらお喋りしたり、子供たちは遊んだり、メキシコの誕生会の雰囲気で、パーティーから参加する人も沢山いました。
いかがだったでしょうか?カトリックの行事が何かと多いメキシコですが、初めてのことでも慌てず、是非楽しんで参加してみてくださいね!