メキシコと言えば「テキーラ」
メキシコに来たことがある人なら一度は飲んだことがある、メキシコを代表するお酒「テキーラ」。日本では「一気飲み」や「罰ゲーム」として飲まれるアルコール度数の強いお酒というイメージでしょうか。でもせっかくメキシコに来たなら、テキーラの基礎知識を知り、お気に入りの1本を見つけて日本にお土産として持って帰ると喜ばれますよ。今回はそんな「テキーラ」にまつわる5つの基礎知識をまとめました。前回公開した前半ではテキーラに関する定義、歴史、種類についてご紹介しました。今回は、本場メキシコ流の飲み方と代表的な銘柄についてご紹介します。まだ前半を読んでいない方は、下記のリンクからご覧下さい。
本場メキシコ流テキーラの飲み方
日本では「一気飲み」や「罰ゲーム」のショットとして飲まれることが多いですが、メキシコでは本場ならではのテキーラの飲み方が存在します。まず、メキシコのバーでテキーラを注文すると必ずライムと塩が付いてきます。そして以下がメキシコ流テキーラの飲み方の手順です。
①手の甲の親指と人差し指の間にライムを垂らします、そこに塩を振る。
②塩を舐め、口に塩が残っているうちにテキーラを飲む。
③テキーラが口に残っているうちにくし切りのライムをかじる。
ライムに含まれれるビタミンCはアルコール度数の高いテキーラから喉を守ってくれる役割を果たします。また、塩をなめることで、テキーラの味に深みが生まれます。もちろん絶対正しい飲み方というのは存在しません。特に先にご紹介した最近注目を集めるテキーラ100%・デ・アガベはライムや塩を舐めない方が味の深みが分かると言われています。あくまで皆さんが美味しいと思う飲み方で楽しんで下さいね。
代表的なテキーラの銘柄
《ホセ・クエルボ》
創業から200年以上の歴史を持つホセ・クエルボは世界トップシェアを誇るテキーラで、名実ともに「キング・オブ・テキーラ」と言えます。プレミアムテキーラを扱う「1800」というブランドも展開しており、ここメキシコでも絶大な人気を誇っています。
《ドン・フリオ》
雑味のないクリーンさとなめらかさが特徴のドン・フリオは、メキシコ・ハリスコ州で1つ1つ丁寧に手作りされています。その緻密な製法からメキシコでは「プレミアム」なイメージが強いようです。
《グラン・センテナリオ》
まろやかでフルーティーなグラン・センテナリオは、ロスアルトス地区のカミチネス蒸留所で造られています。コルクを空けた時にほんのり甘い香りが広がるのが特徴です。
《サウサ》
1873年サウサを創設したドン・セノビア・サウサによって「テキーラ」と名付けられ広まったと言われています。すっきりとしたキレと爽やかさが特徴です。
《パトロン》
パトロンと言えば「プレミアムテキーラ」。そのとろっと濃厚なパトロンのプレミアムテキーラはアメリカのセレブを中心に人気を博しています。プレミアムテキーラを飲んでみたいあなたにおすすめの一本です。
まとめ
いかがでしたか?普段何となくテキーラを飲んでいる方も多かったのではないでしょうか?基本的な知識がついたあなたは、きっと明日からのお買い物が楽しくなることでしょう。普段飲まない方もぜひこの機会にお気に入りの1本を見つけて、日本へのお土産にしてみてはいかがでしょうか。