「シ」は重要だ。
人生においても「死」と向き合うことによって、よりよい人生を送ることができる。
人生は有限だ。
限りある人生を意識することによって、有意義な人生を送ることができるだろう。
べつにここで人生について論じるつもりはない。
今日のテーマは、スペイン語における「シ」だ。
「Sí(はい)」「 Gracias!(ありがとう)」など、スペイン語では「シ」の発音を多用する。しかし、どうもこの「シ」の発音は日本人にとって難解らしく、きちんと発音されないことが多い。
1. 日本語の「シ」とスペイン語の「シ」の違いについて
日本語の「シ」は「Sh」という発音であり子音で構成されているが、スペイン語の「Si」「Ci」などは子音と母音で構成されている。
よって、日本人がスペイン語の「シ」の発音をするときに、母音である「i」の発音が消えており、「SH」で発音していることが問題なのだ。
例えば「difícil(難しい)」などの発音となると、「í」をきちんと発音しないことにより、ぼやけた発音となってしまう。
上記は英語との比較だが、日本語の「シ」の発音について詳しく解説されているので、ぜひお読みいただきたい。
結論としては、「i」という母音が抜けているから、「Gracias」「Sí」などの頻出する単語の発音がどうにも間抜けに聞こえてしまうのだ。
2. 母音と子音の違いについてきちんと認識する
我々、日本語話者は母音や子音について日頃、意識することはない。
スペイン語や英語は明確に母音は発音するし、子音に関しては、単語によってはほとんど発音しないことも多い。だから、母音と子音を区別して、きちんと発音する必要がある。
「Si」「Fi」「Ci」などの子音と母音の組み合わせに関して重要なのは、母音であり、そこをきちんと発音することによって、よりネイティブスピーカーに近い発音となる。
3. 「Sí」と「Si」の違いについて
スペイン語における「シ」の発音を「SH」と認識することによる一番の弊害は、スペイン語における「はい」である「Sí」が「Shi」となってしまい、アクセントが抜け落ちて中途半端な発音になってしまうことだ。
また「Gracias」という最もよく使う単語すら、間抜けな響きになってしまう由々しき事態を引き起こす。
「Sí」と「Si」の発音の違いについては上記ビデオを参照にしてほしい。
「シ」とはかくもスペイン語においても、また人生においても深く生活に密着しており、日々それから逃れることはできない問題なのだ。
「SH」という子音だけの組み合わせではなく、これからはきっちりと母音の「i」を意識して発音していけば、この問題ともオサラバできる。こうして、一歩一歩ラテンへの道を突き進んで欲しい。
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