オアハカはメキシコシティから片道約6時間の距離に位置する観光都市です。
その街並みはコロニアルな建築一色かと思えば、ヨーロッピアンな建築がその存在感を突出させている。
しかし、その混在する2つの建築様式は互いに邪魔し合うことなく、観光客を魅力的な世界観へと誘っています。
また、空と街並みが混ざり合った風景は日本やメキシコシティには存在しない独特な空気を漂わせています。
街の雰囲気はまるで、時間が止まった様に動き、いつもの騒がしい都市を忘れるには最適な街だと言えるでしょう。
僕はこの街に訪れて特に観光もせず、毎日散歩に明け暮れていました。
「何もない処には何かがある」
メキシコシティの喧騒から離れ、一人この街に訪れた僕はふらふらと建物と空を見上げながら散歩をしていました。
宿でもらった地図には何も書いていない場所、ただの住宅街かと思えば、思わぬ所に色んな発見がある。
オアハカで見つけたのは、色とりどりのグラフティアートでした。
グラフティアートとは
グラフティアートとは、カラースプレーやフェルトペンなどを使用して壁に描かれた落書きのこと。
1970年代にニューヨークで始まったとされる。
ストリートアート、グラフティ、世界に影響を与えた10人ニューヨークで生まれたグラフティアートが、ヨーロピアンとメキシカンが混在するオアハカで描かれる。
その不思議さと街並みにマッチしている絵の数々を見て、メキシコにはまだまだ発見できてない魅力で満ち溢れていると思いました。
まだまだ探せる発見
オアハカを歩いていると、観光客は絶対にいないだろうなと思うカフェや公園を発見できます。
観光地図に載っている観光名所を見て回るのも良いですが、観光客が誰もいない空気を吸って街の奥を楽しむ旅行もいいのではないのでしょうか。