アメリカ大陸内最大のキリスト教建築物『メトロポリタン大聖堂』
メトロポリタン大聖堂はメキシコシティ歴史地区にあります。
歴史地区には様々な教会、建築物があり観光客がよく訪れる場所になっていて、その中でも一番目を見張るのが今回訪れたメトロポリタン大聖堂です。
メトロポリタン大聖堂は、16世紀アステカ帝国を滅亡に追い込んだスペインのエルナン・コルテスの命によって建てられた巨大建造物です。約250年の時をかけて建造された建造物で、当時のスペインから著名な建築家が何人も呼ばれました。これだけの時間をかけた為、ゴシック、ルネサンス、バロック、新古典主義などの複数の建築様式が混合したカテドラルとなっています。※カテドラル=キリスト教における司教座聖堂・主教座聖堂のこと。一般的に「大聖堂」と訳されています。
初めて訪れましたが、惚れ惚れするような建築物ばかりで、特に下の門?は思わず10分以上立ち止まって見てしまいました。。。
細かい点まで器用に造られていて、実際に行ってみないとわからない荘厳さがあります。
僕は訪れるまではメキシコの建築物に関して、何も知らなかった為、その分圧倒されました。
キリスト教でなくとも心が洗われる空間。
大聖堂の中には、礼拝堂と祭壇、絵画・彫刻等様々な歴史が残されており、無宗教の僕も心が洗われる様でした。
中でもラテンアメリカ特有の黒いキリストが有名で、「毒に侵された信者から毒を吸い取ったため黒くなった。」と言われているようです。
また、大聖堂の上にも上れる様です。
大聖堂の上には何トンもする25もの鐘が取り付けられていて、11時45分ごろから5分間に渡ってソカロ広場が鐘の音に包まれます。入場料は無料ですが、鐘楼まで上がることが出来るガイドツアーが15ペソであります。月-金曜の10時から18時まで、土・日曜は10時から19時まで、30分おきにツアーが開催されています。
後々知った内容なので、もっと詳しく調べていればと後悔しています。。。。
外の広場では独立記念日の名残が。
独立記念日の次の日だったため、外の広場ではその名残がありました。
この広場では独立記念日に大統領の叫びを聞いたり、W杯などのパブリックビューイング、さらに冬はスケートリンクが設置される様です。
季節によって様々な表情を見せるメキシコシティの歴史地区。
ぜひ近くまで来た際には訪れることをお勧めします。
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