そもそも医療観光って...!?
なんらかの理由で、自国で受けることが叶わなかった医療ケアを受ける為に、主に外国の医療施設で診療、診察、手術等を求めて外国に行くことを指します。でもビザ取得とか大変そう...と思った方もいるかもしれません。しかしご安心を。多くの国には医療滞在ビザというものがあり、メキシコもその医療滞在ビザ発行国の一つなのです。しかも、医療滞在ビザは通常の観光ビザや滞在ビザと比べると取得が比較的容易にできるのです。
医療観光の目的地として期待を集めるメキシコ
世界中の患者にとってメキシコが医療観光(医療ツーリズム)の到着地点になっています。
100万人を超える人々がその手頃な価格や母国には無い医療処置を求めてメキシコに来ることが予想されており、主にヘルスケアの費用が高騰している隣国アメリカ合衆国からの訪問者が多いとの見解があります。
注目すべきは、メキシコにおけるガン治療が比較的安価であることです。母国では費用が高すぎて受けられない、または治療が認可されていないなどの背景を持った患者が多く訪れると見込まれています。
メキシコの医療ツーリズム産業は、1年間で30億ドルものお金を生み出しています。新しく診療所や医療施設も建設中です。しかし専門家は、すべての病院や医療施設が国際水準を満たしている訳ではないので、患者は受診する医療施設を選ぶ際は注意する必要があると指摘しています。また、日本人が多く住むグアナファト州セラヤに位置する病院にも最新式の医療機器が導入され、州全体として医療設備に対する投資額が上がっています。
参考記事①参考記事②