【絶景世界遺産】『天空が生まれる場所』シアン・カアン生物圏保護区

1987年にユネスコの世界遺産に登録された「シアン・カアン生物圏保護区」はマヤ語で『天空が生まれる場所』と言われています。カンクンから車で約2時間半、トゥルムからは約20分程度のところにある巨大な自然保護区です。保護区にはサンゴ礁、マングローブ、ジャングル、セノーテ、マヤ遺跡などが含まれ、ユカタンの大自然を満喫できます。

シアン・カアンの巡り方

シアン・カアンの自然をしっかり見るには、ボートツアーがオススメです。

【カンクンから】

カンクンからシアン・カアンに行くには、ツアーを使うのが最も効率が良い方法です。

シアン・カアンのボート乗り場までは、公共のバスなどが一切なく、タクシーを使うしかありませんので、カンクンからツアーに参加すれば、一日で見どころを全部楽しむことが出来ます。

日本語ガイドがつくツアーが、カンクンの旅行会社からたくさん出ていますので、チェックしてみてください。

トゥルム遺跡とシアン・カアン、もしくは、グランセノーテとシアン・カアンがセットになったツアーが一般的です。昼食付で丸一日遊べます。

シアン・カアンとグランセノーテに行くツアー(代表的な例)

下の写真はシアン・カアンのボート乗り場の一つ。シアン・カアンは広大なので、いくつかのボート乗り場があり、ツアー会社によって使う場所が違います。

【トゥルムから】

トゥルムの町、もしくはビーチエリアからシアン・カアン生物保護区に行くにも、地元の観光会社のツアーに参加するのが、最も効率が良い方法です。

トゥルムの町からシアン・カアンへの入口までは、車で20~30分程度ですが、バスなどの公共交通機関はなく、タクシーを使うしかないからです。さらにボートに乗ろうとすると、どうしても予約のある人が優先になってしまい、港で待たなければいけなかったり、乗り合いのボートがタイミングよく出発しないときには、高いお金を払ってボートを借り切らなければならなくなります。

したがってツアーに参加するのが最も効率の良い方法です。

トゥルムからのツアーでは、日本語のサービスはありませんので、英語もしくはスペイン語になります。

トゥルムの宿泊先のホテルにピックアップしに来てくれて、シアン・カアンの沼とサンゴ礁、両方を体験した後、ランチを食べて夕方戻ってくるというツアーです。カンクンからの移動時間が節約できる分、海とマングローブを満喫できます。

以下の動画は、トゥルムから行くシアン・カアンツアーの一例です。

トゥルムからのシアンカアンツアーの代表例(英語ページに飛びます)

写真でめぐるシアン・カアンツアー

シアン・カアン淡水の沼地帯は、水に透明感があって、浅瀬でとてもきれいです。たくさんの魚を見ることが出来ます。

淡水と海水が交じわるところでは、マングローブなどが目立ってきます。淡水の沼地と海水が混ざった沼地の間には、たくさんの島があり、そこにはいろいろな動物や鳥が生息しています。

沼地の中にある島に、マヤの遺跡があり、そこを巡るツアーもあります。

海水と淡水が完全に混ざり合い、かなり海水の量が多くなっている沼地では、水の色が濁っていて、プランクトンなどが豊富にいることがわかります。こういう沼地にマナティが生息しています。

カンクンやカリブ海沿岸にいらしたときには、この広大なシアン・カアンの美しさをぜひ体験していただきたいと思います。

【新発見】注目を浴びている密林の中のマヤ遺跡!
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著者情報

紹介文: カリブ海に面したおしゃれな街・トゥルムの小さなブティックホテルで働いています。ここ数年でトゥルムはヨガのメッカとなり、美と健康に興味のある方々が世界中から集まります。「マヤ遺跡のある田舎町」から「キュートでヘルシーな町」へと、トゥルムは急激に進化中♪トゥルムのいろんな表情をお伝えできたらと思います。

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