全国中小企業協会(National Alliance of Small Businesses、Anpec)が、今年からコカ・コーラ(Coca-Cola)、パンのビムボ(Bimbo)、乳製品のアルプラ(Alpura)、乳飲料のララ(Lala)、飲料水のフメックス(Jumex)、タバコのマールボロ(Malboro)の価格が、1ペソ(約6円)から3ペソ(約17円)の間で上昇したと明らかにしました。
ビムボのパンの場合、ホワイト、インテグラル、マルチグレインで1ペソから2ペソ(約12円)上昇。ホットドッグパンやハンバーガーバンズも同様に上昇しました。同社は、価格上昇は物価上昇による調整の結果と説明しました。フィリップ・モリス(Philip Morris)が製造するタバコブランドのマールボロは、現在は1箱20本入り52ペソ(約302円)で販売。昨年と比較して2ペソ上昇しました。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(British American Tobacco)ブランドのモンタナ(Montana)は、1箱24本入り44ペソ(約246円)で、昨年から2ペソ上昇しました。ララも、サワークリームの価格調整を行いました。500mlのパックで3ペソの上昇です。コカ・コーラは、物価上昇と、生産とサービスに関する特別税(IEPS)の更新により、1ペソから3ペソの上昇です。ANPEC代表のクアウテモック・リベラ(Cuauhtémoc Rivera)氏は、ソフトドリンク、パン、乳製品、タバコなどの製品価格の上昇は、各企業のサプライチェーンのコスト上昇によるものと説明しました。
参考記事