伝統の祭を覗いてみよう~メキシコシティのセマナ・サンタ~

クリスマスや映画リメンバー・ミーの「死者の日」と並ぶ、キリスト教の祝祭である「復活祭」。大都会メキシコシティでも伝統は受け継がれています。この記事では市内で行われる「受難劇」と、聖週間の初日の行事を紹介します。

Domingo de Ramos(枝の主日)

出典 - https://www.mitos-mexicanos.com/tradiciones/la-semana-santa-i.html

セマナ・サンタの幕明けである日曜日は、朝からキリストがエルサレムに入城した日を記念するミサが各教会で行われます。エルサレムの人々はキリストを棕櫚の枝を持って出迎えたとの故事により、人々は椰子の枝を手に持って参集します。数日前から街角や教会の門前では椰子を編んで作られた飾りを売っており、カトリック信者はそれをミサで清めてもらい、家に飾ります。

行事のスケジュールについて調べましょう!

グァダルーペ寺院はミサの時間をホームページで公開しているので、興味のある方はチェックしてみてください。公式YouTubeにてライブ配信を行っており、日本からも視聴可です。

グアダルーペ寺院 セマナサンタスケジュール

メトロポリタン大聖堂も、期間中のミサの時間をホームページで告知しています。

メトロポリタン大聖堂 スケジュールイスタパラパ 行列による交通規制と会場マップ

まとめ

今回はメキシコシティで行われる行事の概要のみご紹介しました。日本人には馴染みの薄いセマナ・サンタという行事ですが、住民の皆さんの自国文化への愛を知ることのできる1つのチャンスだと思います。映像でも、現地での観覧でも、ぜひこのスペクタクルをご覧になってみてください。木曜日以降の行事については本年度のスケジュールなど確認取れ次第お伝えします!

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紹介文: タコスギサードとタマリンドとプルケを心から愛する音楽マニアです。 https://www.instagram.com/erikunde/

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