こんにちは、JBです。
日本人学校の補習校では、楽しそうな絵画授業や遠足など、夏休みのメニューがお目見えしたようですね。せっかくの夏休み、いつもより少し遠出をして自然に触れ合う小旅行はいかがでしょうか?
今回ご紹介するコアテペックとシコ村があるのは、ベラクルス州のココです!
まずはコアテペックから紹介していきます。
メキシコで最も古いコーヒーの産地 コアテペック(Coatepec)
ベラクルス州の州都、ハラパから8kmのところにある小さな村コアテペックは、メキシコ人にとって国内で最も古いコーヒー豆の産地として知られています。コーヒー博物館まであり、コーヒーの歴史がわかる展示を見ることができます。また、煎りたての豆を引いたコーヒーを試飲することもできます。
コーヒー博物館 Museo del Cafe, El cafe-tal apan
開館時間:無休 9-17時
住所:El Grande, Coatepec, Ver.
コーヒー博物館コアテペックでは5月初旬にコーヒーの祭典が開催され、国内外からコーヒー好き達が訪れ1年で一番町が賑やかになります。ぜひその季節にも訪れてみたいものです。
5000種類以上の蘭
コアテペックには、蘭の博物館もあります。5000種類以上の蘭が育てられており、栽培と手入れのプロセスを見ることができます。蘭の受粉の仕組みなどを勉強できるワークショップが開催されています。夏休みの自由研究にぴったりではないでしょうか?
蘭の博物館 Museo de la Orquídeas
開館時間:水曜〜日曜 10-17時
住所:Ignacio Aldama No.20 Centro, Coatepec
蘭の博物館シコ(Xico)
コアテペックから3kmほど西へ行くと、もう一つの魔法村シコ(Xico)があります。コアテペックよりも更に小さい村で、15分程度で集落全体を歩くことができます。村では荷物を運ぶのに、今でも馬が使われています。
テソロ(Texolo)の滝
ここシコのオススメは村から南へ2km、緑生い茂る中にあるテソロ(Texolo)という滝です。上下に分かれた高低差があるメインの滝(親子滝と名付けました)と、もう1つ小規模ながら綺麗な水流の滝の2つが楽しめます。車で行けるのは、遊歩道の入り口まで。私が行った時間は昼過ぎでしたが、車が50台くらい停まっており、人気のスポットであることがうかがえます。
滝を一望してから遊歩道へ
駐車場から5分ほど歩くと、水音が聞こえてきます。まずは滝の見えるテラスに行ってみます。
これがメインの親子滝。想像以上のスケールです。
親子滝の上にある子滝には更に近づくことができます。途中にゲートがあり、ここで10ペソを支払います(2018年時点)。丸太の階段を15分くらい下ると急に開けた断崖沿いに出て、子滝の横に到着です。
滝のそばということもあり、湿った木の階段はかなり滑ります。行かれる際は運動靴をオススメします。
帰りは同じ階段を登ります。あまりの息切れに途中で数えられなくなりましたが、300段くらいあるかもしれません。普段はあまり意識していませんが、こういった際に標高(シコは1300m)を感じます。
登りきってゲートをくぐり、歩いて来た遊歩道を少し戻ると、左手に小さな滝への案内と分かれ道があります。こちらは無料で、滝壺まで行くことができます。暑い日でしたが滝野周辺はマイナスイオンのおかげでかなり涼しく快適でした。シートを引いてピクニックをするのにも最適です!
夏の滝は本当に気持ちがいいです!マイナスイオンをたくさん浴びて、日常を忘れ楽しみました。
ベラクルス州には素敵な観光スポットがまだまだあります。またご紹介しますね!