メキシコの授業日数
メキシコでは公立と私立で授業日数が異なります。
公立校は年間185日、私立校は195日です。
日本では195日〜205日間程度なので、ややメキシコの方が総授業日数は少ないですね。
公立校の今年度、2018年8月から2019年7月の日程を見てみましょう。
年間スケジュール
8月20日:新学期スタート
12月20日〜1月4日:冬休み
4月15日〜26日:春休み 4月の14日〜21日はイースター(semana santa)
6月24日:終業
6月25日〜8月19日:夏休み
メキシコの休日
季節の休み以外に、下記の休日があります。
1月1日:元日(冬休み中)
2月4日:憲法記念日
3月18日:ベニート・フアレスの日
5月1日:メーデー
11月2日:死者の日
11月19日:革命記念日
12月25日:クリスマス(冬休み中)
先生の日
また、学校に関する日としては国民の祝日とは別に、メキシコでは5月15日に「先生の日」が設けられています。
先生の日とは、教師に感謝する日と定められている記念日です。
先生の日も学校は休みになるのですが、当日ではなく前後の月曜日か金曜日を休みにし3連休とすることが多いようです。そのため当日には生徒から先生に対しお祝いのスイーツなどを贈られるのが風習となっています。
先生の日は世界でみるとユネスコが1993年に10月5日を先生の日と設定した事に始まり、現在は100を超える国がそれぞれの「先生の日」を設定し、祝っています。
メキシコの5月15日という日は、教育者として著名なサン・フアン・バウティスタ・デ・ラ・サジェ(San Juan Bautista de La Salle)を祝う日でもあります。彼は17世紀のフランス人の司祭で、教会で貧しい人々や子供に教育を熱心に施しました。当時の教皇ピオ12世から、子供・青年への特別な教育者であり支援者だと称えられたのが1950年5月15日でした。
「先生の日」がメキシコで初めて祝われたのは1918年5月15日です。もう100年以上もの歴史があるとは、驚きですね。
まだ日本には導入されていない文化ですが、日本にもこんな日があるといいですね♪