世界一の漂流期間!太平洋を13ヶ月漂流した漁師
まず最初に紹介するメキシコ珍事件は「太平洋を13ヶ月漂流」事件です。2012年12月、エルサルバドル人のホセ・サルバドール・アルバレンゴさんは同僚と7メートル程の小さな漁船に乗り、メキシコから太平洋に漁に出ました。彼らは元々30時間程度の短い航海を予定しており、次の日にはいつも通り採ったサメなどを家で食べる予定でした。
しかし船は突然の嵐にさらわれ漂流。しかも嵐は5日間続き、気づいたころにはメキシコからはるか遠い沖まで流されてしまいました。ホセさんの家族は全員彼らが難破してしまったとばかり思っていました。しかし401日後の2014年1月30日、ホセさんははるか遠くのマーシャル諸島に漂着したのです。
発見された当初、401日間漂流していたにしてはあまりに健康だったこともあり、世界中の人々は彼に疑いの目を向けていました。しかしその後の調査や彼の話から401日間の漂流は真実で、正式に「世界一長い漂流期間」として認定もされました。ホセさんは「船から魚を取り、カメや鳥の血を飲んで生活していた」と語り、その時の様子を後に本にも記しています。
詳細な記事はこちら!明日の天気は晴れのち魚!?空から魚が降ってくる!
第2の珍事件は「空から大量の魚が降ってくる」事件。2017年9月、メキシコ中部沿岸,
タマウリパス州の都市タンピコに、突然大量の魚が降ってきました。魚の大きさは3cm~4cm程。州の防衛局は、「雨と共に魚が降ってきた」という文章と共に、バッグに入った4匹の魚の画像をFacebookに投稿。この雑な報道がなんともメキシコらしいですね。
実は動物が降ってくるのは古くから知られている現象なんです。「ファフロツキーズ」とも呼ばれ、Wikipediaでも記事としてまとめられているほどよく知られた現象です。
ファフロツキーズ詳細な記事はこちら!メキシコで起きたこの現象は、他のファフロツキーズがそうであるように、「竜巻」が原因ではないかと言われています。竜巻やハリケーンのような強い風が川の水と共に魚群を吸い上げ、遠く離れたタンピコの町に魚を降らせたのではないかと考えられています。
おっちょこちょいなギャングのミス!?国連本部にコカインが届けられる
第3の珍事件は「国連本部に大量のコカインが届けられる」事件。2012年1月26日、ニューヨークの配達業者に2つの袋が届けられました。送り主も送り先も不明のこの袋。しかも袋はボロボロで汚く、やけに重かったため配達業者は困りました。彼はその袋にあった唯一の手掛かりである「国連のロゴマーク」を頼りに、2つの袋を国連本部に届けました。
国連職員が中身を開けると中からは14冊もの怪しい書籍。それを良く調べてみると、書籍の中はくり抜かれ、中から16kgものコカインが出てきました!
16kgのコカインは価値で言うと2億円。それだけ大量のコカインを送ったのはどんな大物ギャングか気になるところですが、その後の調査でも「メキシコから送られた荷物」ということしか明かされず、それ以上の詳細は今でも明らかになっていません。
日本であれば大パニックになっているだろうにさすがはアメリカ。ニューヨーク市警のブラウン副本部長はクールに「今ごろ、メキシコで誰かがパニックになっているだろうね。これだけ大量のコカインを紛失したのだから。」と語ったそうです。
詳細な記事はこちら!まだまだ話題豊富なメキシコ
以上、メキシコの仰天ニュース3選でした。メキシコは他にも不思議なニュースやつい笑ってしまうニュースが沢山!そんなメキシコのニュースを見るには、是非amigaをチェックしてください!