2016/04/13

メキシコの交通機関情報まとめ

メキシコシティで営業の仕事をしているAOIです。今回はメキシコシティを中心に、主要な公共交通機関についてお話します。

日本人が多い都市の公共交通機関

上の表が日本人が多く住んでいる州ごとの公共交通機関です。

今回は、特に日本人が多いメキシコシティの交通機関について詳しくお話します。

1. 公共バス - COMBI

photo by Jorge Gobbi

公共バスはCOMBIと呼ばれており、価格は約6ペソ(約46円)です。

安いですが今までにCOMBIに乗っている日本人を見たことがありません。ルートを知っていないとどこに連れて行かれるか分からないので車で基本的に移動するメキシコ人でさえもあまり乗ることはないです。

良い所は、道端で手を上げるとすぐ止ってくれる所でしょうか。

そのかわり乗りきれていないのにイキナリ出発されて怖いです。悪い所は、狭いし、暑いし、ガタガタと揺れる所ですね。

あまり日本人の方にはお勧めできません。

 

【まとめ】

■料金

6ペソ(約46円)前後


■いいところ

・どこでもすぐ止まってくれる

■よくないところ


・ルートを知っていないと利用が難しい


・乗り心地がよくない

2. METRO BUS

出典 - http://www.metrobus.cdmx.gob.mx/que_es_metrobus.html

METROBUSは日本人も頻繁に使用します。下記の図ようにルートが決まっておりますので基本的に迷うことはないでしょう。

5ラインもあるので、基本的にMETROBUSでメキシコシティ内のどこでもいけます。

運営時間はルートと日にちによりますが、4時半AMから12時40分PMまで。

価格はどこまで行っても6ペソ(46円)です。

良い所はテレビもあり(なぜかいつもアートの番組が流れている)、クーラーもかかっており、比較的綺麗なので快適ですが、ラッシュアワーは人で溢れているので押し競饅頭状態です。

降りる人の圧力に押されて降りたくない駅で降ろされ、そのまま乗車できずに何十分も後のバスに乗りなおすはめになることも。またドアによく挟まれている人も見かけます。

出典 - http://www.metrobus.cdmx.gob.mx/mapa.html
メトロブスHP

【まとめ】

■料金

6ペソ(約46円)均一

■いいところ

・迷わずにすむ

・メキシコシティ内のどこにでもいける

・乗り心地もわりと快適

■よくないところ

・ラッシュアワーは人が多すぎて乗り降りが困難

3. 電車(地下鉄)

通称メテロも沢山ではないですが日本人が使用します。

こちらはルートも決まっております。

12ラインもありますので基本的にメキシコシティ内を自由に動けます。

運営時間は平日午前5時から午前12時まで。

土曜は午前6時から、日曜は午前7時からの始まりとなります。

価格はどこにいっても5ペソ(約38円)。最近新しくできた駅を通る電車はすごく綺麗ですが、通常の電車はあまり綺麗とはいえません。

メキシコシティならではの社内販売(お菓子、イヤホン、本、CD等々)に初めて乗られる方は必ず驚くはずです。

「10ペソー!10ペソー!」と大声を出して、音楽を鳴らすのはメキシコシティ以外ではあまり見られませんので、ぜひ行ってみることをおすすめしたい場所の1つです。

ラッシュアワーはMETROBUS以上の戦いが広げられます。人も沢山いるので貴重品にはお気をつけください。

出典 - http://www.metro.cdmx.gob.mx/red/index.html
メトロHP

【まとめ】

■料金

5ペソ(約38円)均一

■運行時間

平日:AM5:00-

土曜:AM6:00-

日曜:AM7:00-

■いいところ

・路線が多くどこにでもいける

■よくないところ

・ラッシュアワーはメトロバス以上の混雑

4. タクシー

photo by Paul Sableman

メキシコシティのタクシーはタクシメトロという機械で価格が決まります。

タクシーでも安全なSITIO又はRADIOと呼ばれるタクシーは少し高く(最初の価格設定が高い)、流しのタクシーは安全とは言えませんが安いです。

ただ偶然に機械の調子が悪い(もしくは故意に調整している)時は、価格の上昇がとても早いので、その時はタクシードライバーと交渉した方がいいでしょう。

 

【まとめ】

■料金


SITIO:開始13.10ペソ / 250メートル毎、又45秒毎に30セント請求

RADIO:開始27.30ペソ / 250メートル毎、又45秒毎に84セント請求


■注意点

・流しのタクシーは安いが安全とは言えない

・料金の上昇が早いときは交渉を!

5. ECOBICI

ECOBICIは公共交通機関でよく使われています。町の所々にECOBICIの駅が配置されているので、ECOBICIのカードを持っていれば好きなときに自転車をピックアップ、ドロップオフできます。一回につき45分とリミット付ですので、45分に到達する前に一度自転車を駅に戻し、また別の自転車を使用すれば45分間乗り放題です。45分以上乗ってしまうと罰金が発生されるのでお気をつけください。年間会員費用はなんと400ペソ(約3050円)!安い!と思いませんか?健康のためにも是非ECOBICIの会員になられる事をおすすめします。



 

また一時的にも借りれるので、旅行の方でもサイクリングしたいときにはECOBICIをご利用になれます。費用は7日で300ペソ(約2288円)、3日で180ペソ(約1372円)、1日で90ペソ(約686円)になります。(DEPOSITとして追加で1500ペソ支払わないといけません。通常は約5日で返金されますが、45分以上自転車を使用すると罰金発生、24時間以上の使用をするとDEPOSIT分も返金されなくなります。)

 

【まとめ】

■料金

1日利用:90ペソ(約686円)

3日利用:180ペソ(約1372円)

7日利用:300ペソ(約2288円)

年間会員費:400ペソ(約3050円)

■利用時間

45分/回

45分以上利用するときは、返却して再度レンタルする必要がある

ECOBICIについて
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