どんなメニューがある?
基本のドリンクメニューは日本とほとんど同じです。コーヒーをベースとしたラテ、モカ、キャラメルマキアート、フラペチーノなどです。商品名もほぼ日本語と同じなのでわかりやすいと思います。
メキシコはコーヒー豆の産地なのでチアパス産のコーヒー豆に変えてもらうこともできます。
またメキシコ人はChocolate Caliente(ココア)が好きなのでchocolate blanco、 chocolate 100% Mexicanoと3種類のココアがあります。
お茶をベースとした飲み物は日本より少なめです。アイスティー、チャイ、抹茶ティーラテはありますが、ほうじ茶、ゆずシトラスティーなどはありません。
日本のスターバックスにはない「Refreshers」というフルーツのコールドドリンクが数種類あります。
スターバックスのHPで確認できます。
https://www.starbucks.com.mx/menu日本との違いは?
お店での注文の仕方や流れなどは同じですが、大きく異なるのは店内でドリンクを飲む場合でも持ち帰り用の紙コップに提供されることです。日本では店内で飲む場合はマグカップで提供されますが、メキシコにはマグカップがないのでイートインか、テイクアウトかの質問をされることもありません。
そしてレジでの注文の最後に自分の名前を聞かれ、紙コップに名前を書かれます。ドリンクが用意できた際にその名前で呼んでくれます。メキシコ人にとって日本人の名前は聞き馴染みがなく、聞き間違えやスペルミスも多いです。しかし商品を受け取るときに他のお客さんと取り間違えがなければ大丈夫!あまりにも名前を理解されないときはメキシコ人に伝わりやすいニックネームや略称、スタバネームを作ってしまうのも1つの手段です。
(メキシコの現在のコンディメントバー)
コンディメントバーでセルフで追加できるのは個包装されている砂糖類(普通の砂糖、ステビアなどの人工甘味料、ブラウンシュガー)のみです。ガムシロップやコーヒーフレッシュはありません。
(日本のコロナ禍前のコンディメントバー)
日本でも今は感染対策でミルク、シロップ、パウダーなどは置いていませんが、以前は自分でミルクやガムシロップを足したり、はちみつ、ココアパウダーをかけることができました。しかしメキシコでは、コロナ禍以前でもコンディメントバーには砂糖類や木製のマドラーなどしか常備されていませんでした。
はちみつやシナモンなど追加したい人はレジで注文する際に頼む必要があります。
テラス席がある店舗ではペット用の食器が置いてあるペットフレンドリーな店舗もあります。
店舗数を比較すると2022年10月時点で日本が1,766店舗なのに対しメキシコは746店舗しかありません。メキシコシティなど都市部では日本より多く見かけますが、オアハカには1店舗しかないように地域差があります。都市部では空港はもちろん私立病院、高速道路のサービスエリアなどでもスターバックスを見かけるので日本より1,000店舗も少ないのは意外ですね。
ちなみにスターバックス以外のコーヒーチェーン店はThe Italian Coffee Company、Cafe Punta de Cielo、Cielito Querido Cafeなどがあります。
スペイン語での注文の仕方
Quiero un (商品名) por favor.(キエロ ウン 商品名 ポル ファボール ) 「(商品名)1つください。」
※ホット/caliente(カリエンテ) アイス/Helado(エラド)
例:Latte Caliente(ラテ カリエンテ)ホットラテ Latte Helado(ラテ エラド)コールドラテ
○○ラテなど牛乳を使う商品の場合、高確率で牛乳の種類について聞かれます。
¿Algún tipo de leche especial?(ティポ デ レチェ エスペシアル?) 「牛乳の種類は?」
ーー○○ por favor.「○○でお願いします。」
※成分無調整牛乳/leche entera(レチェ エンテラ) 低脂肪牛乳/leche light(レチェ ライト) 無乳糖牛乳/leche deslactosada(レチェ デスラクトサダ)
豆乳/leche de soya(レチェ デ ソジャ) アーモンドミルク/leche de almendras(レチェ デ アルメンドラス) ココナッツミルク/leche de coco(レチェ デ ココ) オーツミルク/leche de avena(レチェ デ アベナ)
フラペチーノなどホイップクリームが入っている飲み物ではホイップクリームをつけるかどうかを聞かれることもあります。
¿Gustas crema batida?(グスタス クレマ バティーダ) 「ホイップクリーム付けますか?」
ーーSi/シ No/ノー
サイズ
日本ではShort(ショート)、Tall(トール)、Grande(グランデ)、Venti(ベンティ)の4種類ありますが、メキシコではTallからの3種類のみであることが多いです。
メニューをみてもほとんどの商品はTall、Grande、Ventiの値段しか表記されていませんが、Cafe del diaなどメニューにShortの値段が書かれている商品はそのサイズで注文することもできます。
スペイン語ではTallがChico(小)、GrandeがMediano(中)、VentiがGrande(大)と言います。Chico(小)というとShortをイメージしてしまいますが、Shortはないので注意が必要です。
値段
2022年10月時点でラテはGrandeのサイズで62ペソです。
日本のようにメキシコの一般的なカフェよりも全体的に値段は高めです。
また豆乳やアーモンドミルクなどの植物性ミルクにかえる場合はプラス7ペソかかります。
しかしメキシコのスターバックスではよくお得なキャンペーンをやっています。
例えば、午後3時から5時の間だけ2つのドリンクを1つ分の料金で買うことができたり、対象のフラペチーノが1つ35ペソで買えるキャンペーンがあります。このようなキャンペーンはTwitterなどのスターバックス公式アカウントで知ることができます。
またStarbucks Rewardに登録すると会員限定の割引情報をメールで知らせてくれます。
期間限定メニュー
メキシコのスターバックスでも期間限定メニューはあります。ハロウィンが近い今の時期だとパンプキン スパイス ラテが発売されています。クリスマスはシナモンラテやクランベリーモカが発売されます。
今までにはチョコミント、ヘーゼルナッツキャラメル、モルテンチョコレートなどの限定商品がありました。
日本のように桃やメロンなど季節のフルーツを使った限定フラペチーノはほぼありません。
フードメニュー
クッキーなどのパッケージフードはほとんど同じですが、サンドイッチやパン、デザートは日本と異なる商品が多いです。
ワカモレベーグル、エンブエルト ポブラノ(唐辛子入りの惣菜パン)などメキシコならではの商品もあります。
ホームページでメニューを見ることができますが、店舗により扱う商品は異なります。
フードメニュータンブラーやグッズ
タンブラーやマグカップも売っていますが日本のように多くのデザインはありません。
しかしメキシコや州別のデザインマグカップは売っています。日本へのおみやげにはもちろん、メキシコ国内を旅行したときにその土地のマグカップを集めるのも楽しそうです。
他にもコーヒー器具やコーヒー豆も売っています。特にチアパスやオアハカ、ベラクルスのコーヒー豆は日本では売っていないのでお土産にできます。
まとめ
今回はメキシコでのスターバックスについて解説しました。日本とメキシコの違いは多少あるものの世界的コーヒーチェーンなので商品やサイズ、注文の仕方が同じなので頼みやすいですね。
日本にはない限定メニューやフードメニューはぜひメキシコにいる間に試してみたいです!またコーヒー豆やマグカップなどお土産にできる商品も要チェックですね。
Amigaではこれからもメキシコ生活に役立つ情報をお伝えしていきます。
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