メキシコには魅力的な街や観光地、リゾートが沢山あって週末や長期休暇の行き先に迷ってしまうという嬉しい悩みがある方も少なくないのではないでしょうか?amigaでもまだまだ紹介しきれないくらい本当に沢山の魅力があるメキシコ。でも、今回はちょっと趣向を変えて、旅行とは違ったメキシコの楽しみ方を紹介します。
【メキシコはキャンプ天国!?】
歩くだけでも楽しい世界遺産の街や、ショッピングもグルメも楽しめる大都市、非日常を味わえるビーチリゾートなどメキシコは観光するに事欠きません。でも、時には都会の喧騒や沢山の観光客から離れて、メキシコの広大な自然と繋がることも大切です。
また、いつも遠くに旅行したり、他の街を訪れたりすることだけが非日常を体験する方法とも限りませんよね。
「メキシコで一度は体験してみたいこと」の中に「キャンプ」を加えてみてはどうでしょうか?
一昔前までは「メキシコでキャンプ」といえば寝袋とテントをリュックに詰めて人里離れた大自然の中でテントを張るという本格的なものでしたが、最近では安全面も含め手軽にキャンプを楽しめるようになってきてるようです。
【メキシコのキャンプサイト3選!】
メキシコでのキャンプは、なんといっても素晴らしい大自然とつながる魅力的なアクティビティの一つとして最近では人気を増しています。amigaでは日本人の読者の皆様にも訪れやすいキャンプサイトを3つピックアップしました!
【オススメ1.Quatro Palos en Sierra Gorda, Querétaro】
ケレタロ州に位置するシエラゴルダ(Sierra Gorda) の頂上付近には、ケレタロで最高と云われるキャンプ場の 1 つ、クアトロパロス(Quatro Palos) があります。
(※Sierra 「シエラ」とは連なる尾根のこと)
ピナル・デ・アモレス(Pinal de Amoles)自治体にあるこのクアトロパロスはシエラゴルダの頂上付近に位置し、キャンプサイトが点在しています。
ミラドール・ピナル・デ・アモレス(Mirador Pinal De Amoles)は絶景が広がる展望地点として登山者やキャンパーの目的地になっていて、拠点である付近の村には、いくつかのキャビンや宿泊施設、レストランもあるのでオススメです。
また、クアトロパロスは、他の多くの場所とは一線を画した素晴らしい絶景が望める場所としてメキシコ国内から多くのアウトドアファンが訪れる場所でもあり、景色、独特の日の出、高山植物、高山生物の多様性が豊富な場所としても知られています。
ミラドールは海抜 2,700 メートルの高さで、シエラゴルダの最高点です。ここから望む雲海の日の出は特に必見で、多くの人にとって、この場所でのキャンプの目的になっています。
(※Mirador「ミラドール」は展望台、展望地点のこと)
ここでのオススメはミラドール付近のキャンプサイトにテントを張って、雲海から登る朝日を拝むこと。そのため、良いテント場所を確保するために、午後 3 時前に到着することが推奨されています。
付近には公衆トイレもあり、また安全面でも警備員がいるということで、安心してキャンプを楽しめますね。メキシコでの雲海や御来光なんてきっと一生心に残りそうですよね。
【オススメ2.Las Estacas Parque Natural 】
モレロス州にあるエスタカス自然公園(Las Estacas Parque Natural)
https://lasestacas.com/はメキシコシティからクエルナバカ方面に車で約2時間の場所にある自然公園で家族や子供連れでも気軽に楽しめる場所として人気です。
こちらにはいくつかのテントサイトの他、エコツアーリズムとして様々なアクティビティを楽しめるエリアがある場所で
【メキシコシティのオアシス】
と呼ばれています。
避暑地として有名なクエルナバカからも近く、メキシコシティ周辺の人たちが訪れる自然公園で非日常的な週末を過ごす場所としてとても人気でオススメです!
このエスタカス自然公園は、なんと毎秒7,000リットルの水が噴出する全長1 キロメートルの川によって形成されていて、ダイビング、シュノーケリング、ラフティング、カヤックなどのさまざまなウォーターアクティビティに最適な透き通った自然のプールがあります。
公園内にはキャンプ場はもちろんのこと、レストラン、スパ、そして宿泊施設もあるので、幅広い目的で使用できる手軽なキャンプ場としてオススメです。キャンプをしながら天然水のプールでダイビングやシュノーケリングができる素敵な場所ですね。
【オススメ3.Parque Natural Los Dínamos】
ロスディナモス(Los Dinamos)はなんとメキシコシティから来るまで約45分と、メキシコシティから最も近いとされる自然公園です。
世界最大都市とされるメキシコシティの近くにいるとは信じられないくらい静寂な自然の中に身をおいてキャンプを楽しめる場所としてオススメです。
自然公園内の中にはLa Cañada(ラ・カニャダ)公園に沿って、約12 キロメートル以上の川が横断し、トレイル上では高さ3.5メートルに達する滝を見ることもできます。
キャンプサイト付近にもトイレが整備され、食料品を購入できる商店もあるので、メキシコ市内からとても手軽に訪れることができます。
もちろん宿泊可能なキャビンもあるので、目的に沿った楽しみ方ができるのも魅力ですね。
【オススメ.オマケ Puerto Morelos, Quintana Roo】
最後に海を眺めながらキャンプができる場所を紹介します!
水平線を眺めながら満天の星空のなかテントで過ごすなら、カンクンから車で約40分南下する場所にある、プエルト・モレロス(Puerto Morelos)がオススメです!
日本人だけでなく、世界中から愛されるリゾート地カンクンがあるリビエラマヤのエリアにはビーチ沿いでキャンプができる場所は限られています。宿泊施設といえばほぼ5つ星ホテルというカリブ海のビーチですが、いくつかキャンプサイトがあるので、カリブ海を望む場所にテントを張ってキャンプをする体験をしてみるのもメキシコで味わえる体験としてオススメです。
プエルトモレロスは、カンクンとプラヤ・デル・カルメンとの間にあり、カンクンから南に約 20 km離れたユカタン半島のキンタナロー州にある町です。開発されたカンクンやプラヤ・デル・カルメンとくらべるとまだ漁村の風景が残る場所であり、ダイビング/シュノーケリングの目的地として、また観光地の喧騒から逃れる人たちの場所として愛されています。
キャンプ場はアカマヤリーフキャンプクラブ
アカマヤリーフキャンプクラブという宿泊施設内にあり、ビーチに面してるので波の音を聴きながら眠りにつくという夢のような体験が可能です。
施設内にはバスルーム、温水シャワー、ビーチシャワーなどのサービスがすべてあり安全面でも心配なくキャンプができます。
また、プエルトモレロス周辺にはこのようなテントサイト、キャビンをそなえた宿泊施設があるので
安全に気軽にキャンプを楽しみたい方にはオススメの場所ではないでしょうか?
【メキシコでのキャンプの楽しみ方】
メキシコでキャンプをする上で大事なポイントをまとめてみました。
1.テント?キャビン、グランピング?
以前はテントが主流だったキャンプも、ここメキシコにおいても最近はグランピングやキャビンでの宿泊が好まれているようです。施設も充実し、手軽に大自然の魅力に触れることができるので家族、お子様連れにはオススメです。テントを持参する場合はしっかりと事前に準備をし万全を期してキャンプに望みましょう。
2.キャンプ飯
日本でキャンプ飯といえばカレーや飯盒炊飯ではないでしょうか?
メキシコでオススメのキャンプ飯はやっぱりバーベキュー!ですね。そして、バーベキューで焼いたお肉でタコス!これが最高のキャンプ飯です!
上で紹介したキャンプサイトやキャビンなどの宿泊施設にはバーベキューができるエリアや場所が常設されている場合が多いので市内で買い物を済ませ、キャンプ場に到着しましょう!満天の星空の中で食べるバーベキューは忘れがたいメキシコの思い出になること間違いなしです!
3.安全面
最近はメキシコでもキャンプを手軽に楽しむ人が増えてきたため、治安面は向上されているといえます。しかしながら、キャンプ場の選定から設備、施設等のリサーチも含め周囲の治安状況の確認も忘れずに行いましょう。
またキャンプサイト以外の場所でもテントを張って宿泊することは容易にできますが、治安上オススメできません。必ず公認のキャンプ場で安全にキャンプをしましょう。
4.ベストシーズン
メキシコは国土が広いので一概には言えませんが、ベストシーズンはやはり乾季(11月〜4月)や春夏(4月〜7月)です。雨季のは雨量も多くテントを張る上では最適とはいえません、また山間部では気温差が激しいので冬季のキャンプは控えた方がよいです。どちらにしても天候が変わりやすい大自然では用具や機材の準備は万全に。
【まとめ】
いかがでしたか?今回のAmigaではキャンプについて紹介しました。
キャンプというと少し覚悟が必要な筆者ですが、メキシコではグランピングやキャビンなどの宿泊施設を利用して同じ大自然を満喫することができるのが大変魅力です。
メキシコにはまだまだ楽しみ方が沢山!
まずはお住まいの街から近くのキャンプサイトを見つけて大自然を体験してみませんか?