2017年2月より、ANAメキシコ直行便就航!3社の航空事情を比べてみた

全日本空輸(ANA)が、2017年2月より成田-メキシコシティー線の直行便を1日1往復で就航させることを発表しました!どんどん便利になる日本ーメキシコの航空事情を、会社別にチェック。

現在、日本とメキシコをつなぐ直行便は週5便ですが、2017年の2月から新たに、ANAの成田発のメキシコシティー便が1日1往復で就航することが発表されました。来年からは、直行便がなんと週に12便運航することとなります!

実は昨年末から今年にかけて、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、アエロメヒコの3社で、日本ーメキシコ便の利便性を高めるための大きな改革があったのをご存知でしょうか?今回は、3社のそれぞれの特徴をまとめてみました。

全日本空輸(ANA):ここ数年噂になっていた直行便がついに就航!

現在は、2015年よりヒューストンから運航しているメキシコの7都市(※1)行きの7便で、ユナイテッド航空とのコードシェアを実施しています。前々より噂はありましたが、2017年2月よりボーイング787−8型機を導入した成田-メキシコシティー線の直行便を、1日1往復で運航させることを正式に発表しました。今回の決定で、ANAが1986年に国際便を開始して以来、初の中南米への直行便が就航することとなります。スターライアンス加盟。

※1 モンテレイ、アグアスカリエンテス、グアダラハラ、レオン、ケレタロ、メキシコシティー、カンクン

日本航空(JAL):ダラス線で、荷物を拾わずそのままメキシコへ。

かつてはバンクーバー経由の成田-メキシコシティー便がありましたが、会社更生法により赤字路線とみなされ2010年に廃止されました。2015年よりダラス線が1日3便(※2)に増便したことで、メキシコ9都市(※3)への乗り継ぎが荷物受け取りなしで可能になり、よりスムーズになりました。メキシコ各都市への渡航費は136,000円〜となっています。今後の直行便就航が期待されています。ワンワールド加盟。

※2 アメリカン航空とのコードシェアを含む

※3 メキシコシティー、ケレタロ、カンクン、モンテレイ、アグアスカリエンテス、サンルイスポトシ、サンホデルカポ、グアダラハラ、レオン

アエロメヒコ(AEROMEXICO):6月より週5便に増便。給油が廃止になり、帰国便がより快適に。

2016年6月より週5往復に増便となり、今後のデイリー化が期待されています。さらに最新のボーイング787を導入したことで、メキシコシティー発成田行き便のモンテレイでの給油が廃止され、運航時間がより短く快適になりました。日本人の添乗員もいるのでスペイン語が話せなくても安心して登場できます。年に数回、往復便を10,000ペソほどで購入できるセールがあります。スカイチーム加盟。

経済効果にも期待大!さらに便利になる日本ーメキシコの航空事情

両国間の経済連携の促進が進むことが確実視される中、各社が日本-メキシコ便に力を入れていることがわかります。競争が高まることで、さまざまなサービスの向上や低価格化が起こることも考えられます。

日本とメキシコ間のさまざまな交流を支えている航空便。今後も安全で快適な運航サービスの提供がされることに期待です。

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