メキシコシティーの大人気野外フェス、Vive Latino
Vive Latinoは、メキシコシティーで毎年春に行われる野外ロックフェスティバルで、世界中から数々の著名なバンドが集ます。秋にメキシコシティーで開催されるCorona Capitalや、例年春にモンテレイで行われるPa'l Norteと並んで、メキシコで大人気の音楽イベントです。過去には日本の東京スカパラダイスオーケストラが出演したことも!
今年は17回目を迎え、4月23、24日、メキシコシティー東部にあるフォロソル(Folo Sol)というスタジアムで行われます。
Vive Latinoの醍醐味① 音楽を肴にビールをたくさん飲もう!
メキシコでは、基本的に屋外の公共の場での飲酒は禁止されています。思いついてお花見やピクニックをしようとおもっても、公園や路上では飲酒できません。
ですが、これらの野外フェスでは合法的にビールが売られているので、ライブを楽しみながら朝から晩まで思い切りビールを楽しむことができます。酔っ払ったら芝生で眠るのも最高です。ちなみにVive LatinoではIndioとTecate、Corona Capitalではコロナビール、Pa'l NorteではTecateがそれぞれ売られます。
Vive Latinoの醍醐味② メキシコ人と熱狂しよう!
ライブでのメキシコ人の熱狂っぷりは、日本のそれとは雰囲気が全然違います。なんといっても歌と踊りとお祭りが大好きな人種ですから、とにかく最初から最後まで大合唱。面白いのは、バンドとバンドの待ち時間。日本だとみんな黙ってじっと待っていますが、メキシコ人はヤジを飛ばしたり「オーレーオレオレオレー♪」と急に歌い出したりして終始賑やかです。
そして、演奏が始まる前だけでなく始まってからも、ぎゅうぎゅう詰めの客の間を「Helado!Helado!」と言いながらアイス売りのおじさんが通って行くのもなかなか見ものです。
今年の見どころ① 23日 ナタリア・ラフォルカーデ(Natalia Laforcade)
例年錚々たるラインナップになるロックフェスですが、簡単に今年2016年の見逃せないメキシコのバンドを2つだけご紹介します。
まずは初日のNatalia Laforcade。メキシコの大人気女性シンガーです。柔らかく優しい声と、切ない気持ちを歌った歌詞、ポップなメロディーが特徴。メキシコのaikoと言われることも。
昨年発表されたアルバムHasta La Raízは、ラテングラミーの年間最優秀アルバム賞を受賞しました。昨年のVive Latinoでは飛び入り参加していたので、今年はさらに充実したステージが期待できそうです。
今年の見どころ② 24日 カフェ・タクーバ(Café Tacvba)
一番の見どころはなんといっても、メキシコの大御所ロックバンドCafé Tacvbaです。1989年に結成されて今年で27年目ですが、未だに活動を続けています。こちらの
帰りの交通機関も充実。メトロは増便、メキシコシティー各地へ帰るバスも
終演は大抵0:00を過ぎるので帰りの手段が心配かもしれませんが、安心してください。メトロならLinea9のCiudad Deportiva駅が便利で、この2日間は深夜増便があります。また会場の2番口(Puerta 2)から、メキシコシティー各方面への深夜バスが、深夜0時から2時まで運行されるので、安心です。
ただ約20万人の来場者が一斉に移動することになるので、見たいアクトが終わったら早めに帰路につくよう心がけましょう。
まだ間に合う!チケットの当日販売もあり
まだチケットは持っていないけれど、これを読んでいてうずうずしてきた方、まだ間に合いますよ!今すぐ街中のCDショップMixupのTicketmasterカウンターに走るか、直接窓口で当日券を買うこともできます。今からなら1084ペソで購入できます。
チケット握りしめて、メキシコでの野外フェスを存分に楽しんでください!
Vive Latinoの公式ページはこちらから翻訳元の記事ページ(スペイン語)