お盆×死者の日!?一般参加型のアートイベントがここに登場!
「Instalación por el Día de Muertos | Llévate algo para el camino.」
〜時を架ける橋〜
と打たれたイベント名。
それは、
「メキシコの死者の日と日本のお盆の文化的要素を融合した一般参加型の アートイベント」
という全く新しいプロジェクトです。
このイベントの趣旨を実行委員会である『茶飯事(ちゃめしじ)』の代表Yupica氏に聞いてみました。
「この度の企画はメキシコに在住する日本人として、亡くなった人を思う心からなる双方の行事(死者の日とお盆)を、古典的な伝統文化から常に進み続ける社会情勢や、テクノロジーによる日常生活の変化などを反映、そして適応させたコンテンポラリーアート(現代芸術)という表現方法を通して、社会に貢献したいとの思いでこの度のプロジェクトを企画しました。
社会貢献とは言いましたが、要するに芸術に触れたことのない人も、皆で一緒にお祭りとして一つの作品を作ろうということです。
」
実はこの『茶飯事』、セルバンティーノ国際芸術祭というメキシコ最大の芸術祭典でも出展されている団体で、その作品はもう中々の迫力。
気になるイベント内容は、、、
イベント内容
カサデラゴ美術館内の展示室に、メキシコの死者の日の飾りと、お盆の精霊棚などの要素を、織り交ぜプロジェクターやビデオなどのマルチメディアを融合させたインスタレーション(空間としての芸術)を設置します。
精霊棚に従来の遺影写真の代わりにビデオを用いた作品の展示し、
そのスクリーンに一般公募して集めた親族の亡くなられた方々の写真などをプロジェクターを使って投影します。
両日共、お茶の提供やライブミュージックなども行われ、鑑賞者もイベント開催者も一緒に持ち寄りご飯を皆で共有し、お盆飾りにもお供えする皆さんが参加できるアートイベントになっております。
協力者募集中!家族でも大丈夫!
また、このイベント、協力者を募集中とのこと!
茶飯事の方々からもコメントを頂いています。
「様々な分野の人々が集い、自由で創造的な活動を展開するアーティスト集団『茶飯事』。
UNAMのカサ・デル・ラゴの協賛を得て、10月28・29・30日に死者の日のイベントを開催します。
また、イベントまでの数日間協力してくれる方を募集しています!
お祭りの様に、いろいろな人が集まって一つのイベントを楽しむ。
今回のイベントはまさにお祭りなので、ご家族でもお一人でも全く芸術に触れたことの無い方でも大丈夫です!
既に何人かの日本人の方もご協力頂いてますので、安心してご連絡ください!
日墨混交スタイルによるインスタレーションに音楽など、楽しい企画が満載なので、何だか面白そうと感じたあなた、愉快な仲間がお待ちしています!!」
茶飯事HPイベント情報
イベント名:
「Instalación por el Día de Muertos | Llévate algo para el camino.」
〜時を架ける橋〜
日時:2016年10月28~30日19:00~22:00
会場:メキシコ国立自治大学広報文化部運営カサデラゴ美術館
メールアドレス:chameshiji@gmail.com
電話番号:6721-5660
WEBサイト:www.chameshiji.com