メキシコ料理
2010年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されたメキシコ料理、2,000年以上もの歴史を誇り、マヤの先住民とスペインなどヨーロッパの食文化が混ざりあいながら育まれてきました。
「トルティーヤ」や「タコス」「エンチラーダ」の他様々な料理が生み出され、その上料理に欠かせないチレ(唐辛子)は70種類程あり、ハーブとともに、香り高いメキシコ料理を彩っています。
テレサさんとサンドラさん、ルーシーさんの料理教室
※左:テレサさん、右:サンドラさん
今回はルーシーさんはお休みでした。
当料理教室はテレサさん、サンドラさん、ルーシーさんの3人で開いており、
日本語が話せるテレサさんは過去日本に居た際に食生活で苦労したことから、メキシコにて料理教室を始められました。
メキシコに帰国し、この教室を始めた2012年から4年間、日本語が通じる安心感が口コミで広がり今では駐在員の奥様方を中心に4名~6名の方々が週に1度通っています。
今回伺った際の様子を写真と共にお伝えしていきます。
本日の料理
その日のレシピは紙に文字起こしされて、受講生の方々に配られます。
内容は「材料」から「行程」までびっしりスペイン語で書かれていますが、
テレサさんが日本語でその都度説明してくれるので安心して受講することができます。
本日のメキシコ料理はこちら
・レンズ豆のポタージュ
・グリンピースご飯
・白身魚のベラクルス風ソース
・ソペ(小さいトスターダの様な料理。)
・Ate con queso(デザートのフルーツ羊羹とチーズ)
ソぺと言われる、トスターダ(油でカリカリに揚げたコーントルティージャの上に、チキンやポーク、エビなどの魚介類などを乗せる料理)に似た料理も、生地の元となるトウモロコシの粉末から作り始めます。
最後は受講生の皆でテーブルを囲んで作った料理を食べます。
主婦の皆さんが集まっている為、様々な話題で盛り上がります。
受講生の方のお話を聞いてみました。
料理教室へ通う様になって、レストランで出されるような料理や一般的に知られているタコスやモレなど以外の家庭料理も知ることが出来ました。
メキシコ料理は全体的に手順の多い料理が多く、例えばサルサはたいてい材料を下処理してから炒めたり茹でたりし、それをミキサーにかけた後に、さらにまたフライパンで軽く炒めるなどかなりの手間がかかっています。
主食のトルティーヤを作ったこともありますが、とても手間がかかります。
しかし手作りしたものはスーパーで売られている様な市販のものと味が違い、
格段においしいことを知りました。
メキシコ料理が初めての方はこの複雑な手順に戸惑ってしまいますが、料理教室ではテレサさんがレシピ通りに細かく教えてくれるので、家庭で料理する際も難なく作ることが出来る様になりました。
また材料がどこで買えるのか、どこで買うのがよいのか、どのような食材・商品を買えば良いのか等、
お店で見かける日本にはない食材の使い方も様々なレシピを通じて教わりました。
テレサさんの料理教室の良いところは、テレサさんご自身の長い日本での生活経験を活かし、日本で作る場合はどのような代用品、代替方法があるかというアドバイスをもらえることです。
そして、受講生の中にはスペイン語を話せない方もいますが、
そんな方々にはスペイン語の勉強にもなっています。
周りには、同年代くらいの同じ状況でメキシコに来ている方々が多いので、初めての時も安心して楽しみながら料理を学べました。
是非、お時間ある方は一度足を運んでみてください。
料理教室に興味がある方は連絡をお待ちしています!!
テレサさんの料理教室
電話番号:044 55 1817 8439
メールアドレス:tereos@hotmail.co.jp
※連絡する際は電話にてお願いします。