シエリート・リンド(Cielito Lindo)
メキシコに来た事のある方は1度は耳にしたことがあるのではないかという程、メキシコ人に浸透しているこの曲「シエリート・リンド」。
メキシコのみならず、世界中でカバーされ、愛されている「シエリート・リンド」を詳しく紹介します♪
シエリート・リンド(Cielito Lindo)は、1882年にキリノ・メンドーサ・イ・コルテスによって作られた曲で、古くからメキシコ全国民に愛されている曲として有名です。
この曲名は直訳すると「美しい空」となりますが、作曲者が出会った美しい女の人への思いを書いたものなので「美しい人、素敵な人」という意味になります。
この曲は国家ではありませんがメキシコを象徴する歌として人気を博し、FIFAワールドカップなどの国際的なスポーツイベントの際にはメキシコチームを応援する曲として歌われます。同様に、大きなお祭りやイベントの時にも歌われることが多い曲です!
日本でもシエリート・リンドを聞いた事がある!といった方も多いのではないでしょうか。
歌手の美空ひばりさんがカバーをしていたり、1958年のNHK紅白歌合戦で旗照夫が「碧い空」という曲名で歌い、更に1959年のNHK紅白歌合戦では「シエリート・リンド」というそのままの曲名で、宝とも子、有明ユリ、藤崎世津子によって歌われています。
また、日本だけではなく世界各国の人からカバーされています。
メキシコだけにはとどまらず、世界から愛されているシエリート・リンドをぜひ一度聞いてみてください♪
メヒコ・リンド・イ・ケリード(México lindo y querido)
メヒコ・リンド・イ・ケリードはメキシコの伝統的なマリアッチの曲です。
モレリアーノ・チューチョ・モンヘによって作曲され、ホルヘ・ネグレテによって有名になりました。
そしてスペイン語圏の国々でメキシコを代表する曲として知られるようになり、メキシコでは祖国の誇りと、郷愁の愛国歌として歌われるようになりました。
ホルヘ・ネグレテがアメリカのロサンゼルスで1953年の12月5日に亡くなった時には、彼の遺体はメキシコに運ばれ、彼の葬式でこの曲が演奏されました。
ベサメ・ムーチョ(Bésame mucho)
ベサメ・ムーチョは1940年にメキシコのピアニスト兼作曲家であったコンスエロ・ベラスケスによって作られました。
彼女はこの曲を作成してから直ぐに20世紀で最も人気のある歌手の一人になり、この曲は世界中で多くの人からカバーされる様になりました。
The Beatlesのポール・マッカートニーにカバーされた事も有名で、多くの映画のサウンドトラックとしても利用されています。
日本でもこの曲を聞いた事のある人も多いと思います。
この曲はゆっくりしていてとても歌いやすく、スペイン語の練習にもなると思うので是非一度聞いてみて下さい!
ラス・マニャニータス(Las mañanitas)
この曲は、メキシコの伝統的な曲ですが、ラテンアメリカの様々な国で歌われる有名な曲です。
現在ではお祝いのケーキを食べる前に歌われる事が多いですが、昔は結婚式のセレナーデとして歌われていたそうです。
メキシコの名曲4選いかがでしたか?
メキシコだけではなく日本や他の国でもカバーされたりと良い曲が多いので、一度聴いたらハマってしまうかも!?
全て有名な曲で、お祝い事やイベントがある時に何かと歌われる曲なので、メキシコ人と一緒になって歌えたらよりメキシコを楽しめると思います♪