大人から小さい子供、みんなで楽しめる!
世界中の多くのイベントで使用されるピニャータ。最近では日本でも聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
ピニャータは年齢関係なく楽しめるゲームとしてとても人気で、お祝い事には欠かせない存在となっています!
ではそんなピニャータについて詳しく紹介していきたいと思います♪
ピニャータとは
ピニャータとはメキシコ発祥のお祝い事(誕生日、クリスマス)などで使われる、日本でのくす玉みたいな物です。
紙で作られたピニャータにお菓子を入れて、天井から吊るして目隠しをしたまま棒で叩き割って遊びます。
ピニャータの歴史
ピニャータは元々クリスマス前9日間に、ヨセフとマリアが宿を探し求めて歩いた事をしのんで行われる「ポサーダ」という祭りで使われたものでした。
1586年に聖アウグスチヌスの修道士が布教をする際に、現地の人達にもっと親しみやすく宗教を知ってもらう為にピニャータをゲームとして使ったのが起源と言われています。
現在は様々な姿形のピニャータがありますが、当時利用されていたのは七つの棘がある星型のピニャータで、この七つの棘は「七つの大罪」を意味していました。そしてこのピニャータを叩き割る時にする目隠しは「信頼」を、棒は「美徳、意思」を意味し、それらによって七つの大罪を叩き割るという、非常に宗教的な目的で使われていました。
しかし、最初は布教目的で行われていたピニャータがなんとも楽しく面白い為、現在ではお祝い事で使用されます。
遊び方
まず、周りの人が目隠しした人に声をかけてピニャータまで誘導し、目隠しをした人がピニャータを割るまで何回も叩いて壊します。
ピニャータが割れると、中からお菓子が地面に飛び散るのでみんなで一斉に拾う、というのが大まかな流れです。
叩くものは違いますが、日本のスイカ割りにとてもよく似ています!
更に、ピニャータを叩く時に歌われる定番の歌があり、この歌を歌いながらピニャータを割るのが一般的です。
“¡Dale, dale, dale, no pierdas el tino, porque si lo pierdes, pierdes el camino:ya le diste una ya le diste dos, ya le diste tres y tu tiempo se acabó!”
「上手く当てよう、上手く叩こう、上手く当てなきゃ大変だ。上手く当てれば、何でもうまくいく」といった意味になっています。
ピニャータの作り方
メキシコでは簡単にピニャータを購入できますが、日本ではなかなか難しい!という事で、最近ではピニャータを手作りする方も増えています。
手作りだと好きな形のピニャータを作成できるので、下の作り方を参考に是非作ってみて下さい♪
ピニャータ作り方現在ではメキシコだけではなく世界中に広がっており、小さい頃から誕生日やハロウィン、クリスマス、イースターといった多くのイベントで楽しまれています!
大人から小さい子供まで、みんなで盛り上がれる素敵な思い出になる事間違いなしです!
日本ではあまり普及していないので、メキシコで是非ピニャータ割りを経験してみて下さい♪