【3/4開催！】タダSAKEイベント開催!先着300名にプレゼントあり!?

Evento promocionar de Sake japones

3月4日、日墨会館で開催されるのは「Evento promocionar de Sake japones」という日本のお酒試飲会イベント。

「日本酒」「焼酎」「梅酒」等を含んだ約25種類ものお酒が無料で飲める。また、サッポロビールのみ有料とのこと。

一般参加者は12:30から入場可能、飲食関係者の方々は11:30から入場可能。

※飲食関係者の方は入場時に名刺をお持ち頂ければ11:30から入場頂けます。

同イベントは全種類のお酒を無料で試飲できると同時に、気に入ったお酒は購入も可能。

お酒の試飲は無くなり次第終了ではあるが、購入は夕方18:00まで行える。

当日は日本食ブースも設置され、出展グループは「Encounter」、「Yamasan Ramen」「Mari’s pastry –Pastisseria fina japonesa」「日墨協会レストラン」の4店舗。主催グループは日本食と同時に“食中酒”としてのお酒を楽しんでもらいたいと語る。

イベントページ

大学生がイベント開催のきっかけに!?学生団体NIPPON！

「日本文化をメキシコに広める。」をコンセプトに活動を行う“学生団体NIPPON”。

「ATL JAPAN SA de CV」の代表取締役、田中ロペスさんの後押しもあり、同イベントを含む日本文化を広める為に立ち上がった。

「メキシコは日本との国交が古い。

しかしながら、日本文化について詳しい方々は少数しかいないのが現状です。

若い日本人が同世代のメキシコ人に積極的に日本の文化を伝えていく事で、10年後の親交への投資になると思います。同時にそれにより両国間の経済の発展を促すことになれば嬉しいです。」

と田中さんは語った。

また、同イベントのきっかけとなった学生団体NIPPONの広報担当“吉野彩葉”さん、サポートを行う田中ロペスさんにお話を伺った。

日本酒のお陰で仲良くなれた。

【吉野彩葉】

-プロフィール

21歳。現在東京外国語大学3年生。

昨年グアナファト大学に4ヵ月留学。その後今年の3月よりメキシコシティのウナム大学付属スペイン語学学校CEPEにて5か月留学予定。学生団体NIPPONの広報担当。今回のイベント企画に携わる。

-このイベントを立ち上げる事になった経緯を教えてください。

私が初めてメキシコに来た際に感じたのは、日本に関心を持っているメキシコ人が多かったことです。しかし、日本のお酒に関して知らない方が多い事も感じていました。そんな時、日本酒をメキシコ人の友人にプレゼントしたところ「飲みやすい！」「美味しい！」等、かなりの高評価で、日本酒のお陰で多くのメキシコ人と仲良くなれました。そこで、日本酒をメキシコ人の方々にもっと多くの人に知ってもらいたい、という思いから今回のイベント企画を田中さんに相談しました。

-あなたにとってのメキシコはどの様な場所ですか。

メキシコは新しいものに沢山出会える場所だと思います。

様々な文化が混在して今のメキシコがあります。そこには良い面も悪い面も持ち合わせていますが、日本とは全く違った文化に触れることが出来る為、留学場所として選んだのは最適な選択だったと思っています。

また、各都市によっても違う顔が見られるので、その点も魅力の一つですね。ゆくゆくは、メキシコ内の全都市を回ってみたいと思っています。

-このイベントを通じてメキシコ人の方々に何を伝えたいですか。

このイベントは日本人だけで開催しているイベントです。その為、他のイベントと違い純粋な日本の文化を知る事が出来ると思います。また、協賛に付いて頂いている企業も日系企業のみである為、本物の日本食・本物の日本のお酒を楽しむことが出来るので、日本の良さをより深く知ってもらいたいですね。

日本文化を普及させることが企業理念

【田中ロペス】

-プロフィール

ATL JAPAN SA de CV代表取締役。

ニカラグアと日本のハーフ。メキシコに生まれ、幼少期に日本に移住。日本の良さをメキシコに伝える事とメキシコでビジネスをする日本人をサポートする為に2014年に起業。事業内容として、文化を含む海外事業コンサルティング業務を行う。本イベントのサポート役。

-今回のイベントをサポートするきっかけは何ですか。

彩葉ちゃんから相談を受け、目的に共感し、その様な思いを持った人を応援したいという気持ちから今回協力をすることになりました。

また、僕自身の一番大きな目的は日本人が中心となってイベント開催を行うことでした。近年のメキシコでは、日本イベントは多いものの日本のもの以外のものがイベントで紹介や販売されていることに疑問を感じておりました。それは悪いことでは無いですが、純粋な日本の文化を伝える為には力不足だと感じていました。その為、今回のイベントでは協賛して頂ける企業を日本のメーカーや日系企業のみに絞り、実施しています。そうすることで、より深く日本の良さを知ってもらえることが出来ると思っています。

-様々なお酒がある中で、どの様に提供するお酒を選抜しましたか？

今回のイベントに対して大きなテーマが二つ程ありました。

それが「食中酒」「焼酎の普及」です。

メキシコでは日本酒の普及は進んでいるものの、食事と一緒に楽しむ文化は浸透していません。そこで、今回のイベントにおいて日本食ブースを設け、日本酒に合う料理を提供して頂く様に各日本食レストランにお願いをしました。将来的にはワインの様な感覚で日本酒を楽しんで頂けることが理想ですね。

また、こちらでは焼酎の普及が進んでいません。

焼酎には様々な味がありますが、メキシコ人は少々苦手な様です。

そこで、僕が目を付けたのは「米焼酎」です。「米焼酎」は「芋・麦焼酎」に比べあっさりとしておりメキシコ人にも受けが良く、日本酒と同じように「米」を使用しているものの、違うお酒という面白さという特性を持ち合わしている。

その観点から「米焼酎」であれば、メキシコ人も気に入ると思いました。

もう一つ付け加えるとすれば、メキシコで飲食店を経営する方々に日本のお酒の良さを知ってもらいたいと思いながら選抜しました。

その為、選んだお酒の中には「獺祭」等少々値が張るお酒も用意しています。