メキシコ政府の農産物輸出拡大戦略では、日本への食料品輸出を34%増加することを目標にしている。農牧村落開発・水産食糧省のカルサーダ・ロビロサ氏によると、今年の日本への輸出額は約1,054百万ドルから1,400百万ドルに増加すると見込まれている。
日本で実施された調査によると、アジア太平洋地域は世界で最も経済成長が著しい地域である。日本はメキシコの輸出相手国第3位として、アジアにおける重要な貿易相手だ。2005年から2016年の間にメキシコから日本への農産物輸出額は、81.7%増加した。一方、日本からメキシコへの農産物輸出額は2016年に於いては10.7百万ドルと、両国間における貿易額の1%程度であるが、前年と比較して両国間の農産物貿易額は10.19%増加している。それにより、メキシコは1043百万ドルの貿易黒字となった。
カルサーダ氏は日本の農林水産省の山本有二大臣との会談で、今後もパイナップルや砂糖、小麦、豚肉や牛肉などのさらなる農産物貿易額増加の為に両国間の条約を刷新して行くという姿勢を繰り返し表明した。
翻訳元記事(スペイン語)1/1