初めて覚えたスペイン語は、グラシアス・Gracias(ありがとう)やアディオス・Adiós(さようなら)という人は多いのでは?普段の生活でも旅行でも、一番よく使う便利な言葉です。
しかしそれだけでは、感謝の気持ちが伝えきれずもどかしいときもありますよね。
ここで、スペイン語のレパートリーを少し増やしてみましょう!
グラシアスだけじゃない!感謝を伝える表現3選
少し言い方を変えるだけで感謝のバラエティが広がります。
1.ムチャス・グラシアス:Muchas Gracias
「本当にありがとう」
※シチュエーション
ありがとうを強調した言い方です。よくしてもらった時など、ありがたいな、と思ったときはどんどん使いましょう。
※解説
とってもmuchas(ムチャス)・ありがとうgracias(グラシアス) ムチョ・ムチャ・ムチャスはスペイン語でやたら耳にすると思いますが、「すっごく!」とか「とっても!」という意味です。付く単語によって言い方が変わりますが、とりあえずワンフレーズとして覚えてしまいましょう。
2.テ・アグラデスコ:Te agradezco.
「君に感謝します」
※シチュエーション
ややフォーマルな言い方で、メールなどでよく使われます。丁寧な印象を与えられます。
※解説
君にte(テ)・感謝するAgradecer(アグラデセール)の一人称(私は)現在形。「あぐらです」の最初と最後に、テとコをつけるだけ。
3.メ・アジュダス・ムチョ:Me ayudas mucho
「助かりました」
※シチュエーション
手伝ってもらったり助けてもらったりしたとき、グラシアスと一緒に使ってみましょう。
※解説
私をme(メ)・助けるayudar(アジュダール)の二人称(君は)現在形・とてもmucho(ムチョ)。またムチョが出てきましたね。とってもの意味です。
アディオス!実はあまり使わない…?別れ際に使える表現3選
1.テバジャビエン:Te vaya bien.
「いい日をね。」
イグアルメンテ:Igualmente.
「あなたもね」
※シチュエーション
別れの挨拶です。分解すると「君がうまくいきますように」。メキシコ人の温かさを表すような、思いやり溢れる素敵な言葉です。お客が店を出るときに、店員さんと言い合ったり、友人同士の別れ際にも使えます。
※解説
手羽先とケバブとコチュジャンが混ざったような響きです。ビエンは、goodの意味。手バジャ鼻炎。とでも覚えてください。イグアルメンテは切り返しに何かと便利。ちなみにIgualは英語のequal(同じ)と同義。
2.メ・ディベルティ・ムチョ:Me divertí mucho.
「すごく楽しかったです。」
※シチュエーション
一緒に楽しい時間を過ごした別れ際に使います。「楽しかったね〜!」という気持ちが伝わるはず。
※解説
「ムチョ」の使用頻度がいかに高いかよくわかると思います。リズムのいいフレーズなので、「メ・ディベルティ・ムチョ♪楽しかった」と繰り返し唱えていると、いつの間にか染み付いています。
3.ノス・ベモス:Nos vemos.
「また会おうね!」
※シチュエーション
Adiós!(アディオス)は、ややかたい言い方で、実はあばよ!というような響きがあります笑
代わりによく使うのがこれ。次また会うというのが前提、というわけでなくいつでも使って平気です。ちなみに英語のBye!(バイ)もよく使います。アメリカの隣国だからでしょうか。
※解説
私たちはNos(ノス)・会うvemos(べモス)。行こう!の意味のvamos!(バモス)によく似ていますが、全く違う動詞です。
まとめ:プラスアルファのスペイン語で気持ちを伝えよう
ちなみにスペイン語は発音が英語のように複雑ではないので、カタカナ発音で覚えても全く問題ないどころか、綺麗な発音としてそのまま使えます。
スペイン語、文法が難しくて…いえいえ!まずは使えればいいんです。使えば伝わります。今日からどんどん使ってみましょう!文法はその後勉強しましょう。
イケメンメキシコ人の心をゲットして、あなたのメキシコライフをもっとワクワクさせましょう!