2016/04/05

テキーラを新たな趣味にするための4つのステップ

メキシコではおなじみの「テキーラ」。実はかなり奥が深いお酒なんです。この記事では、テキーラを趣味にするためのはじめの4ステップをご紹介します。

1. テキーラの種類は大きく分けて2つ

テキーラには大きく分けて2つあります。

1つは100%アガベを使った「純アガベ酒」。

もう一つは主に51%のアガベと廃糖蜜由来のお酒などを混合した「ミックス」。

日本で流通しているテキーラの多くはミックスなのですが、「純アガベ酒」の生産量が2006年にミックスを抜き、いまや世界では主流になりつつつあります。「純アガベ酒」のテキーラはラベルに必ず「100%Agave」と表示されており、ミックスのテキーラには「ミックス」の表示はありません。

2. テキーラは「メスカル」というお酒の一種

(写真:リュウゼツラン)

じつは「テキーラ」は、「メスカル」というお酒の一種です。メスカルは150種類以上もあるリュウゼツランという植物から作られています。メスカルはリュウゼツランのどれを使ってもよく、メキシコのあらゆるところで作られています。

一方、テキーラはテキーラ地方周辺のみで作られたお酒のことで、リュウゼツラン科の中でもアガベという種を主に使ったお酒です。

ちなみに、アガベの使用率が51%以下では「テキーラ」と呼べません。

3. 100%アガベのテキーラには4種類

1. ブランコ(Blanco)樽熟成をしない(または60日以内熟成した)透明なもの。アガベの香りをストレートに感じる。

2. レポサド(Reposdo)最低60日間の樽熟成をしたもの。アガベと樽香のバランスが良い。

3. アネホ(Anejo)最低1年間の樽熟成をしたもの。樽の香りが美しくゴージャス。

4. エキストラ・アネホ(Extra Anejo)最低3年間の樽熟成をしたもの。円熟の極みを感じさせる高額で特別。

4. さらに知るにはテキーラ・メスカル博物館

出典 - http://www.mutemgaribaldi.mx/nosotros.html

テキーラ・メスカル博物館(Museo del tequila y el mezcal)とは、メキシコシティにあるテキーラとメスカルと呼ばれるテキーラの総称のお酒を取り扱った博物館。ここではリュウゼツランの種類や、各お酒の製造方法、様々なブランドのボトルまで置かれています。

さて、大まかにテキーラの特徴を説明してみました。しかし、テキーラはまだまだ奥が深く、全て把握するのはかなり難しいです。そんなテキーラを趣味の1つとして楽しんでみてはいかがでしょうか?

Museo del tequila y el mezcal 詳細情報

[アクセス]

Plaza Garibaldi s/n Col. Centro, 06010 Mexico DF,

[利用時間]

博物館:日-水 11:00-22:00 / 木-土 11:00-0:00

テラス, バー:月-木 13:00-22:00 / 金-日 11:00-2:30

売店:日-水 11:00-22:00 / 木-土 11:00-2:30

[TEL]

5529-1238, 5526-6540

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