特集

2018/08/03

【amiga turista】光の魔術師、ルイス・バラガンの世界へようこそ。

メキシコが誇る天才建築家ルイス・バラガン(1902-1988)をご存知ですか?メキシコらしいピンクや黄色のビビッドカラーを大胆に取り入れたバラガン建築は、その独特な世界観と圧倒的な迫力で訪れた者を魅了します。今回は彼の作品の中でも特に有名な「ルイス・バラガン邸」と「フランシスコ・ヒラルディ邸」をご紹介します。

ルイス・バラガンってどんな人物?

皆さん、こんにちは。amiga編集部のMasamichiです。

いきなりですが、皆さんはメキシコが誇る天才建築家ルイス・バラガンをご存知ですか?バラガンは1902年ハリスコ州に生まれ、グアダラハラの工科大学で水力工学を学んだ後、独学で建築とデザインを身に付け、生涯を終えた86歳まで建築家として活躍しました。バラガンは「光の魔術師」として知られ、メキシコでも世界でも最も有名な建築家の一人です。白を基調とする建物にメキシコらしいピンクや黄色などのビビッドカラーを大胆に取り入れ、巧みに「光」と「水」を緻密に計算して取り込んだバラガン建築は、その独特な世界観と圧倒的な迫力で訪れた者を魅了します。今回は、バラガン建築の中でも特に重要とされている「ルイス・バラガン邸」と「フランシスコ・ヒラルディ邸」を訪れました。

世界文化遺産「ルイス・バラガン邸」

まず最初に訪れたのはバラガンが死を迎えるまで住んでいた「ルイス・バラガン邸」。1948年に建てられ、バラガンの仕事場兼自宅として使用されました。2004年にはユネスコの世界文化遺産にも登録されており、世界中からたくさんの観光客はもちろん、建築家や芸術家も訪れます。そんなバラガン邸があるのはメキシコシティのポランコ地区からほど近いタクバヤ地区です。バラガン邸に到着するとピンクの横長の建物が...

いいえ、隣の灰色の建物が「ルイス・バラガン邸」です!

バラガン建築と言えば、カラフルな建物を想像していたのでこの外観にはちょっと拍子抜け。でもピンクの建物も、実はバラガンが建てた「オルテガ邸」なんです!

バラガンが自宅を建てるまでは、自身もこのオルテガ邸に居候していたそうですよ。

早速バラガン邸の中に入っていくと...

外からは想像できない光景が広がります。壁一面がビビッドピンクで塗られた空間が広がります。バラガン建築によくみられるこのビビッドピンクは、ブーゲンビリアという花がモチ-フになっています中は静かでひんやりとしていて、メキシコシティの雑踏から”異空間”に来た感覚さえ覚えます。

ちなみに写真上部に見える壁に貼られた金色は、「光」を室内に取り込むための仕掛けです。バラガンは建築後も緻密に計算し「光」を取り込む仕掛けを改良し続けていたため、このような「光」の仕掛けが随所に見られます。

続いて入ったのはリビング。開放感あふれる窓からは、バラガンがこの家で最も気に入っていた庭を臨むことが出来ます。厳格なカトリック教徒だったバラガンは、この窓枠で十字架を作りました。

バラガン邸にいくつか置かれている写真のイスも有名なバラガンの作品の1つで、「ミゲリート」と呼ばれるものです。なんとも座り午後地の良さそうなイスですが、もちろん座ることも触ることも出来ませんのでご注意を。

次に2階に上がり、ゲストルームを拝見。日本のオシャレな雑誌にもよく載っている美しい窓がありました。バラガンは巧みに「光」を使って、ここにも十字架を作りました。

屋上に登ると、カラフルな壁と空が広がっていました。バラガンが1人になりたいときに、よくこの屋上に登り瞑想していたそうですよ。この屋上の扉には一風変わった特徴がありますので、実際に行って確かめて下さいね。

バラガンが一番気に入っていた場所と言われる庭にも、実際に入ることが出来ます。大きな木が茂っており、森のような空間に心も洗われます。庭の中には、バラガン建築のもう1つの特徴ともいえる「水」が見られます。眼だけでなく、音でも楽しめるようにとバラガンは写真のような仕掛けを作りました。

バラガン邸の最後に皆さんに問題です!バラガン邸に入ると目の前に現れるピンクの3つのドアの向こうには何があると思いますか?これは実際にバラガンが、訪れた人が3つのドアの先に何があるのか知りたくなるように遊びごごろで作ったそうですよ。

この先に何があるのかは、実際に行って皆さんの目で確かめて下さいね。

「光」と「水」の最高傑作「フランシスコ・ヒラルディ邸」

バラガン邸を後にして次に訪れたのは「フランシスコ・ヒラルディ邸」。バラガン邸から車で10分もかからない場所にあります。ヒラルディ邸の外観はバラガン邸と打って変わって、これぞバラガン建築というようなビビッドピンクが特徴です。さらに、このヒラルディ邸は現在も住居として使用されているのだから驚きです!

この家の建築をバラガンに依頼したヒラルディは、当初土地が小さ過ぎるという理由でバラガンから依頼を断られました。しかしヒラルディは毎週のようにバラガンを訪ね、自宅の建築を頼みました。最後はヒラルディの熱意にバラガンが負けて、バラガン邸から約30年後にこのヒラルディ邸が建てられました。

最初の扉を開けると目を赤、黄、青に彩られた光景が広がります。でも実は黄色く見えるこの廊下の壁は白色なんです!なぜ黄色く見えるのかは、行ってみて確かめて下さいね。

ヒラルディ邸と言えばプール付きリビングです!昔SHARPのAQUOSのCMで使用されていたので見覚えのある方も多いのではないでしょうか。白を基調とした空間に赤と青と光を絶妙に取り込んだ空間は圧巻です!世界中を探しても唯一無二のこの空間は、フォトジェニックなスポットとして、女性からの支持も高いのも納得です。

ヒラルディ邸は、現在も住居として利用されています。なので今でも生活感のある空間だ見られるのもこのヒラルディ邸の特徴です。

「amiga turista」

今回、新特集「amiga turista」の記念すべき第1回目になります!「amiga turista」は、皆さんにもっとメキシコを深く楽しんで頂くために、H.I.S.メキシコ支店のツアーをamigaでご紹介する特集です。今回ご紹介したのは「ルイス・バラガン建築 バラガン財団公認~選べる4コース~ <日本人ガイド / 送迎付>」というツアーです。コースは「終日コース」、「バラガン邸・ヒラルディ邸コース」、「トラルパン礼拝堂コース」、「サンクリストバルの厩舎コース」の4つがご用意されています。詳細は下記のH.I.S.メキシコ支店ホームページをご覧ください。

H.I.S.メキシコ支店 バラガンツアーはこちら

記事の中でご紹介した内容はツアーの中のほんの一部です。もっと詳しく知りたい方や、他のバラガン建築(トラルパン礼拝堂、サンクリストバルの厩舎など)を見てみたい方はぜひ下記の連絡先までお問い合わせください。「amigaを見た」でamiga割引が適用されます。これを機会に家族や恋人と訪れてみて下さい!

(注意:バラガン建築内部での撮影は別途料金が必要となります。)

お問い合わせ先

メール: ventas.mexico@his-world.com

お電話:55-5533-5133

※amiga割引あり

参加者の声

今回一緒にツアーに参加した方々に感想をお聞きしました!

H.Tさん「私は実際にメキシコには何度も来ており、メキシコ在住経験もありますのでツアーに参加するか、個人で予約するか悩みました。でも個人で行くのとは全然違いました!日本語でのガイドは本当に深みまで楽しめますよ!」

橋本さん「私は今回が初めてのメキシコでした。来る前に雑誌やパンフレットで見たバラガン建築は綺麗だけど、正直写真効果かなとも思っていました。でも実際に来てみると写真以上の迫力に驚きました!ぜひ訪れてみて下さい!」

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著者情報

紹介文: amiga編集部です。メキシコに関心のある皆さまに「安心」と「ワクワク」を届けるメディアとして、毎日メキシコ情報を発信していきます。

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