1,500kmにも及ぶ壮大なスケール
今月AMLO氏が建設計画を発表したTren Mayaは、ユカタン半島のタバスコ、カンペチェ、チアパス、キンタナ・ロー、ユカタン州の5州をまたぎ、総距離はなんと1,500kmにも及びます。ユカタン半島にはマヤ文明の遺跡が数多く存在し、その中でも主要な観光地となっているチチェン・イッツァやコバ、トゥルム、パレンケ遺跡などを結ぶ鉄道になるようです。遺跡だけでなく、カンクンやメリダなどのユカタン半島の重要都市にも鉄道が通る見通しです。
来年着工予定!?
AMLO氏によると、今年12月よりこの鉄道計画の賛否を問う選挙が行う予定で、可決すれば来年より着工を開始するとのことです。建設費用は1,200~8,700億メキシコペソ(約7,000~8,700億日本円)と推定されています。貧困問題を未だに抱えるメキシコで、この莫大な費用のかかる計画は可決されるのでしょうか?
もし建設が決まれば、この地を訪れる観光客の便利な移動手段となることでしょう。今後もTren Maya建設計画の行く末に目が離せません。
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