こんにちは。amiga編集部です!
メキシコでの狂犬病事情をお聞きするべく、今回もレオンにある日本人経営のコスモスファミリークリニックさんにお邪魔しました!
コスモスファミリークリニック公式HPはこちらメキシコで狂犬病はどれくらい発生しているの?
日本では1957年以降国内での感染事例はなく、狂犬病は根絶されたと言ってよいでしょう。では、メキシコでの狂犬病発生状況はどうなっているのでしょうか?こちらの記事にメキシコでの狂犬病感染患者数が記載されています。
狂犬病に関する記事(スペイン語)メキシコでは2017年に狂犬病に感染下人の数は3人となっています。この数字を皆さんはどう捉えるでしょうか?メキシコで暮らしていると、地域によってはたくさんの野良犬が外を徘徊しているのを見かけますが、そのことを考えるとこの発生件数は少ないと私は感じました。
しかし発生件数は0ではありません。数少ない犠牲者の1人にならないためにも予防法をしっかりと頭に入れておきましょう。
①犬に背を向けて逃げない
犬は走って逃げるものを追いかける習性があり、狂犬病に感染している犬は攻撃的になっている可能性があります。様子のおかしな犬と遭遇したら、背を向けずに後ずさりして逃げるようにしましょう。
②もし犬に噛まれたら石鹸でよく洗う
もし狂犬病に感染している可能性のある犬に噛まれた場合は、焦らず直ちに石鹸で傷口を洗ってください。石鹸で15分間よく洗い、消毒するだけで狂犬病ウイルスは死にます。狂犬病は発症してしまうと取り返しのつかない病気で、発症するまでは感染しているかどうか分かりません。そのため、犬に噛まれたり引っ搔かれたりしたらすぐに洗浄・消毒して殺菌することが大切です。
③洗浄・消毒後はすぐに医療機関へ
そして何よりも肝心なのが、洗浄・消毒後に医療機関でワクチンを打ってもらうことです。小さな病院ではワクチンが置いてあるケースが少ないため、なるべく規模の大きい医療機関にかかることをおすすめします。発症してしまう前に、すぐにワクチンを打ってください。
メキシコで生活するにあたって、狂犬病の予防接種を打つべきかどうかお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんが、メキシコでは狂犬病の発生件数が減少するとともに予防接種を接種するケースも少なくなっているようです。そのため予防接種を常備している病院は多くありません。それだけ狂犬病は身近な病気ではなくなっているということです。
まとめ
狂犬病は発症してしまうと取り返しのつかない病気ですが、メキシコではその発生件数はかなり減少していることが分かりました。万が一犬に噛まれるようなことがあってもパニックにならず、今回ご紹介した的確で迅速な処置を施しましょう!
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