2018/10/01

メキシコ人が現地で徹底している3つの安全対策

現地のメキシコ人も安全対策するの?答えはイエス!もちろんしています。ではどんな対策をしているのか?今回は実際にメキシコ人に聞いた、ローカルの住民でも徹底して気を付けている安全対策について、日本との違いも含めた重要な3点をご紹介します。

出典 - http://mexicocitystreets.com/mexico-city-mini-guide/#respond

日頃から気を付けていれば普通の生活が出来るメキシコですが、やはりここは海外、日本の日常とは違います。では一体、現地に住むメキシコ人はどんな安全対策を心がけているのでしょうか?

1.トランクを含め、車内には何も残さない。

出典 - https://carnny.jp/3857

車上荒らしは、メキシコで日本人が最も被害に遭っている犯罪の手口ですが、メキシコ人は車上荒らしを防ぐためにどんなことを徹底しているのでしょうか?

それは、トランクを含め車の中には何も残さないことです。

日本では「助手席にカバンを置いてちょっとコンビニでお買い物」なんてことも普通ですが、メキシコでは車を離れた30秒後には窓ガラスを割られ、カバンを取られるなんてことも起こり得ます。車の後部座席の見えない隙間に隠したから大丈夫、トランクに入れて見えないから大丈夫。

なんてことも通用しないこともあります。特に携帯やパソコンは要注意。犯罪集団によっては、リチウムイオン電池に反応する機器を持っている人もいるようで、どんなに隠しても車上荒らしにあう可能性もあります。出張で重いトランクを持ち歩いている時は、ホテルに預ける、もしくは重くても持ち歩くことで車上荒らしのリスクを避けましょう!

2.パンクをしても止まらず、まずは安全な場所へ移動!

出典 - http://www.automesseweb.jp/2017/03/12/19701

車社会のメキシコで駐在されている方にとっては日々車の運転が付き物かと思います。日本は道路も整備されており、タイヤがパンクするなんてことはそうそうありませんが、メキシコは街中でも有料高速道路でも突然大きな穴があり、その上を走ってしまいタイヤがパンク、なんてことも実際にあります。

ただ、明らかに大きな穴に突っ込んでパンクしてしまった!と分かる時はいいのですが、何でパンクしたのか分からない時は要注意!!

例えば、過去にこんな犯罪の事例がありました。

知らぬ間に道に転がっている果物を車で踏んでしまい、直後にパンク。パンクしたのですぐに車を路肩に寄せ、車を降りてタイヤチェックをする。その際、「大丈夫か?」と近寄ってきた人に金品を取られたり、車その物を盗まれてしまったり・・・。実はその果物は犯人がわざと転がしておいたもので、その果物の中には大きなクギが入っていた、なんてこともあります。

これは実際にメキシコ人がハマった罠です。その他にも、スーパーマーケットからの帰り道、タイヤがパンクしていると知らないメキシコ人に言われ、ついつい車を路肩に止めてしまい、その際に被害にあうという事例もあります。

メキシコでの教訓は、車がパンクしても、正確な理由が分からない限り、すぐに車を路肩に止めないこと。パンクをしたら、まずは明るく人の多い安全な場所までゆっくり移動することが大切です。

3.子供から目を離さない!子供の手を離さない!

出典 - http://corobuzz.com/archives/8955

スーパーで買い物中、子供がお菓子売り場まで走って行ってしまった、なんてことはよくあることかと思います。でも、誘拐も起こるメキシコでは、それはとても危険なこと。実際、誘拐情報はFacebookやWhatsAppを通して友人から度々流れてきます。直接の知り合いではなく、友達の友達の友達の子供が行方不明とでもなれば他人事ではありません。また、「このモールは安全」「このスーパーは大丈夫」とも言い切れません。それなりのブランドが入るモールでも、年会費を払って入るスーパーでも、誘拐がない訳ではありません。

外出する際は子供から目を離さないこと、場所によっては子供の手を離さないことをメキシコ人は徹底しています。

万全な対策を!

今回は現地のメキシコ人が行っている3つの安全対策をご紹介しました。世界規模で見ると安全すぎる日本の社会で暮らし慣れていると、ついつい普段の生活で気が抜けてしまう瞬間もあります。しかし、メキシコで生活する上では、その気の緩みが命取りです。メキシコに住んでいる方や今後メキシコへの渡航予定がある方は、ぜひ一度ご自身の生活を見直してみてはいかがでしょうか?

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