2018/10/04

日本最古のサルサバンド、オルケスタ・デル・ソルがメキシコにやってくる!

メキシコではお馴染みのラテンのダンス音楽、サルサ。日本初のサルサバンド「オルケスタ・デル・ソル」と、女性サルサポップバンドの草分けである「チカブーン」のメンバーが10月にメキシコにやって来ます!メキシコでのライブの情報、バンドの歴史と新曲に込められた想いをお届けします。

日本にサルサを伝えて来た「デル・ソル」と「チカブーン」

「デル・ソル」は1978年、腕を競ってしのぎを削っていた東京のミュージシャンたちによって結成されました。海外の情報が入って来辛かった時代に、まだ新しい音楽であったサルサを研究し、東京は六本木や原宿などの有名ライブハウスで活動を展開。今では伝説となったその頃の熱い演奏の模様は、当時のうるさ方の音楽ファンをうならせライブ録音はレコード発売もされました。(現在はCDなどで聴く事ができます。)以降、日本のサルサの第一人者としての活躍が続き、サッカー日本代表の公式サポートソング「ザ・ファイト」やJリーグ発足の頃のガンバ大阪応援歌「太陽のイレブン」などを制作、ラテン音楽の魅力を広い層に伝えて来たのです。

一方女性ラテンポップグループ「チカブーン」は80年代に誕生。シングル「春夏秋冬」はテレビドラマの主題歌としても使われ、キュートでキャッチーなサウンドが話題を呼びました。

日本の音楽シーンで活躍するする中、デル・ソルとチカブーンはラテン音楽の本場である中南米各国、ニューヨーク、そして世界の国々へとツアーを重ねてきました。また日本国内でも、来日ミュージシャンとの共演やイベント出演を行い、サルサで国際文化交流を行っています。

先人たちへの想い。新曲「海の架け橋」(Puente Sobre el Mar)

amigaでも何度かお伝えしてきているように、今年は日墨外交関係樹立130周年、同時にキューバ移民120周年でもあります。この記念の年に行われるツアーの手土産として制作された新曲「海の架け橋」(スペイン語タイトル「Puente Sobre el Mar」)は各国へと海を越えて移住された日系の先達への敬意や、苦労をいたわる気持ちを形にしたものとなっています。作詞はペルー出身の日系で現在日本で活躍中のシンガーソングライターであるエリック・フクサキが担当し、心のこもった優しい歌詞となっています。

現在ミュージックビデオがYouTubeで公開されており、無料で視聴する事ができます。

メキシコ公演スケジュール

10月20日 ヤウテペック市庁舎前 (クエルナバカ近郊)入場無料

10月21日 日墨協会 AKIMATSURI 2018(メキシコシティ)入場料50MXN

*イベントについては日墨協会Facebookなどをご覧下さい。

日本の文化を紹介するショーも行われるので、メキシコ人のお友達を誘ってみるのも良いですね♪土日の公演になっているので、メキシコに住まわれている方はぜひこの機会に日本最古のサルサバンドの生演奏を聴きに行ってみてはいかがでしょうか?

オルケスタ・デル・ソル公式HP
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