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2018/10/28

革命を起こす高速鉄道建設 トルーカとメキシコシティを40分でつなぐ

現在建設中のメキシコ州トルーカとメキシコシティを結ぶ都市高速鉄道は、ラテンアメリカではとても近代的なものとなっています。この鉄道が完成すればニューヨークやマドリッド、ロンドンといった世界の大都市と肩を並べるほど、メキシコシティへの乗客輸送が激変するでしょう。 (México Shimbun 著者:ウンベルト・ゴメス)

工事着工を2017年に予定していましたが、今年の4月になって着工され、現在の進捗は56%ほどです。ヘラルド紙の記事では、工事が遅延した理由は、駅に予定されているメキシコシティのサンタ・フェやオブ セルバトリオの住民から抗議活動があったからだと伝えています。

この鉄道の利点のひとつとして、トルーカとメキシコシティ間の移動が便利になるだけでなく、現在、最大で1時間もかかるオブセルバトリオ駅と新興住宅街のサンタ・フェ駅をたった5分で結ぶことです。また、西バスターミナルを地下鉄でつなぐこのオブセルバトリオ駅からメキシコシティの新国際空港まで延伸する計画もあり、オブセルバトリオ駅の重要性が更に増していくでしょう。

ペニャニエト大統領が始めたこのプロジェクトは当初、建設費を440憶ペソと試算しましたが、現在は520億ペソに膨れ上がっていると見られています。このことで大統領は批判されましたが、ルイス・エスパルサ通信運輸大臣によると、この増大はインフレによる影響が大きく起因していると述べています。

様々な批判の声が挙っている来年開業予定のこの高速鉄道ですが、大都市メキシコシティに多大な発展をもたらすことは間違いないでしょう。

路線図

① シナカンテペク駅 ② ピノ・スアレス駅 ③ テクノロヒコ駅 ④ レルマ駅 ⑤ サンタ・フェ駅 ⑥ オブセルバトリオ駅

TramoⅠ: 区間1ーシナカンテペク=ラ・マ ルケサ TramoⅡ: 区間2ートンネル区間 TramoⅢ: 区間3ーオブセルバトリオ ※数字はその区間内の所要時間(分:秒)

<参照・参考> ・メキシコ通信運輸省ホームページ:http://www.sct. gob.mx/transporte-y-medicina-preventiva/transporte-ferroviario-y-multimodal/tren-interurbano-mexico-toluca ・MILENIO:http://www.milenio.com/negocios/ tren-mexico-toluca-entraria-en-operacion-hasta-2019

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紹介文: グアナフアト州に住む日本人向けに日本語の記事を出しているメキシコ新聞です。 詳しい記事はこちら。 http://www.shimbun.mx/

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