シェフのアレちゃん
アレちゃんは伝統的なメキシコ料理店や創作メキシコ料理店で働いていた経験があり、豊富なメキシコ料理の知識を持つシェフです。今回は彼女曰く「最も簡単なメキシコ料理」である伝統的なワカモレの作り方を教わってきました♪
【材料】8~10人分
テキスト
・玉ねぎ 1個
・トマト(日本のトマトよりも小さいメキシコの”jitomate”の場合3つ、日本のトマトであれば2つ)
・チリセラーノ 2つ(2つでは辛くありません。辛いワカモレを作りたい場合には数を増やしてください。チリセラーノが手に入らない場合にはなくても大丈夫です。)
・アボカド 3つ(アボカドは、頭の部分を軽く押して少し柔らかいものが丁度いいそうです。)
・レモン(メキシコの”limón”であれば3つほど、日本ではライムを3つまたはレモンを1/2個ほど)
・塩 少々
【作り方】
1.玉ねぎ薄切りにし、フライパンであめ色の部分ができるまで炒め、火から離して冷ましておきます。
2.トマトとチリセラーノを火で直接焼きます。(ワイルドすぎる…笑)フライパンや魚焼きグリル、焼き網で焼いてもいいそうです。
3.トマトとチリセラーノに焦げがつき始めたら火から離し冷まします。その後トマトは角切り、チリセラーノはみじん切りにし、ボールに入れます。
4.冷ましておいた玉ねぎを細かく切り、トマトとチリセラーノに加えます。玉ねぎの食感を残したい場合には大きめ、そうでなければ細かめに刻みます。
5.アボカドを半分に切り、種を外します。スプーンで身を皮から剥がし、ボールに入れます。アボカドは新鮮な状態で食べたいので最後に加えます!(最後にアボカドの種を入れておくとアボカドの劣化を防いでくれるので種は捨てずに取っておいてください。)
6.レモンをボールの材料に絞ります。これによって酸味を足しつつ、アボカドの劣化を防いでくれるんです♪(酸味が強くなりすぎないように味をみながら足していってください。)
7.ボールの中の材料を、アボカドをつぶしながらスプーンでかき混ぜます。
8.味を見ながら塩を足していきます。
9.最後に劣化防止のアボカドの種を入れます。(すぐに食べる場合には入れなくても大丈夫ですよ。)
10.お皿に盛って完成です♪
【食べ方・アレンジ】
ワカモレは一般的にトトポス(totopos)と呼ばれるトルティーヤを揚げたものと一緒に食べます。
トルティーヤチップスが手に入りにくい、またはトウモロコシの匂いが苦手な場合には、クラッカーと食べても美味しいですよ。
ゆで卵の黄身を取り除き、他の具材と混ぜて白身の上に乗せるアメリカでは定番な前菜「デビルドエッグ」。先程ご紹介したレシピに黄身を混ぜ合わせ、デビルドエッグを作ると、おしゃれなパーティー料理にアレンジできますよ♪
最後に
今回ご紹介したワカモレはとてもシンプルな味付けのため、どんな食材にも相性抜群、様々なアレンジが可能です。簡単に作れる本場のワカモレをお子さんのおやつやお酒のおつまみ、持ち寄りパーティーの1品として作ってみてはいかがですか。
今後もアレちゃんがおすすめするメキシコ料理のレシピを随時ご紹介していきますのでお楽しみに♪