メキシコは街中にもペットとしても犬が非常に多く、逆に猫がいないのではないかと感じるほどです。それもそのはずで、メキシコのペットの6割以上が犬だそうです。その上ペット所有率も世界でベスト3に入っているんです。街中でたくさん犬をみるわけですよね。
ちなみに、日本でも大人気な犬種にメキシコ原産のものがいるんです。それは上の写真にも使っている「チワワ」。身体が小さく、目が大きいチワワは非常に可愛いですよね!では、メキシコで実際に見かけるワンちゃんたちはどんな犬なのでか、犬とかかわる上での注意点を交えながらご紹介します。
笑顔がキュートな食いしん坊
1匹目は、グアナファトで一番有名なカフェ、「サント・カフェ(Santo Café)」で出会ったワンちゃん。大きめですが、笑顔がキュートでとてもかわいらしいワンちゃんです。とても人懐っこく、吠えられることもなくとっても近くまで寄ってきます!サント・カフェの橋の上の席でご飯を食べていると、ご飯をねだられることも。エサを与えるのは自己責任ですが、一度与えると隣にずっと居座って食べ終わるまでずっとねだられてしまいますので注意が必要です。
また、チョコレートやアボカド、ナッツ類など犬には食べられない食材がたくさんあります。エサを与える際には材料にも注意が必要です。
バンダナがトレードマーク!
2匹目は首にバンダナを巻いたこちらのワンちゃん!男性のお客さんと一緒にカフェに来ていたので、ペットかと思いきや道で出会ってついてきたんだとか。こちらのワンちゃんには「カフェ・タル(Café Tal)」で出会いました。日本の感覚だと、飲食店の中に動物が入ってもいいのかと思ってしまうところですが、メキシコはペットや動物の出入りを禁止していないお店もとても多いです。
またグアナファトには、首輪をして歩いている犬でも周りに飼い主らしき人が居なかったり、逆に首輪をしていなくても実は飼い主がいたりする場合もあります。そのため実際のところどの犬がペットで野良犬でと見分けるのは難しいです。
毛がふさふさでぬいぐるみみたい!
3匹目は毛がふさふさなこちらのワンちゃん!グアナファトの街で見かける他の犬に比べると小柄で、そのぬいぐるみのような愛らしさからか観光客にも人気のワンちゃんです。よく出没する場所はサンフランシスコ教会の近くです!観光客とふれあっているところもよく見かけます。
しかし、野良犬にとふれあうことには注意も必要です!メキシコの犬は狂犬病の対策をしていないことも多いからです。そのため手などに傷があるときはもちろん、むやみに野良犬に触ることは控えることが得策です。
まとめ
メキシコの犬と付き合う上での注意点
*ご飯をむやみに与えない
*与える場合は犬が食べられる食材を考える
*野良犬は狂犬病を持っているかもしれないことを念頭に置いて接する
*怪我をしているときは絶対に触らない
今回はグアナファトのワンちゃん3匹を中心に、ご紹介しましたがメキシコにはまだまだたくさんのワンちゃんがいます。また、今回紹介したのは中型犬から大型犬の比較的に大きめの犬種ばかりでしたが、ペットととして飼われている犬には小型犬もいます。しかし、日本に比べると小型犬よりも大型犬がとても多いほか、小型犬を外に連れて出ることは、大きな野良犬がたくさんいることや、小型犬を狙ったペットの誘拐の危険性もあることから避ける傾向にもあるそうです。メキシコで犬を飼う際、メキシコの犬と上手く付き合うための参考になればと思います!