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2019/07/14

大人気ビール「コロナ」が新発明!これでビニール袋ともおさらば?!

メキシコのビールの代表「コロナ(Corona)」が新しいデザインの缶を発表しました。環境汚染が深刻化し、メキシコシティでは規制される運びとなったビニール袋。買い物をした際にビニール袋を使わなくて済む、環境に配慮した缶「フィット・パック」とは一体?

出典 - https://heraldodemexico.com.mx/mer-k-2/fit-packs-de-corona-fake-news/

ビニール要らずの新デザインとは

毎年6月にフランスのカンヌで開かれる「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」にて、コロナが新しい缶のデザインを発表しました。それが上の写真のものです。一見普通の缶のようにも見えますが、どこが違うかというと…缶の上部に注目してみてください。ねじのように螺旋状なっているのが分かるでしょうか。この部分がデザインのポイントです。この構造により、缶同士を連結させられるのです。これにより、メキシコでよく使われているビニールの結束材を使う必要がなくなります。

このデザインは上記のカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルのデザイン部門で受賞しました。とても画期的なアイデアではありますが、実はこのデザインの開発には、暗い背景があります。

ビニールによる問題

出典 - https://www.publimetro.com.mx/mx/mundo/2016/05/20/compania-cerveza-quiere-que-tiren-plastico-six-pack-mar.html

その背景とは、ビニールによる海洋汚染の問題で、特に缶飲料に関しては写真のようなビニールの結束材がその原因となっているそうです。日本では缶の飲料が4本や6本ごとまとめ販売されていることはあまり多くないため、日本人には馴染みがないかもしれません。しかし世界的に見るとその使用率は高く、これらによる海洋汚染の問題が生じ、生物への危害が報告されています。そのため、コロナは5年間にわたりビニールを減らす取り組みを行い、今回の連結できるデザインの缶「フィット・パック(Fit packs)」が完成しました。詳しくは以下の動画をご覧ください。

まとめ

現時点ではデザインを発表した段階であり、「フィット・パック」実用化の予定は決まっていないそうです。しかし世界中でビニールの使用量削減が取り組まれている今、店頭に並ぶ日も近いのではないでしょうか。最大10本まで連結が可能だというこのデザイン、これがあればビニールの結束材はもちろんビニール袋も必要がなくなりそうです。

メキシコでは重いものを入れると破れてしまうような脆いビニール袋であることもしばしば…。またメキシコシティでは環境問題への配慮から使い捨てのビニール袋の使用禁止が発表されています。

実用化されれば嬉しい人も多いのではないでしょうか。メキシコに限らず日本などでも連結できる缶が販売されれば、ついつい2本以上購入してしまいそうですね。

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紹介文: 大学を休学し、amigaを運営するEncounterで働き中。旅行とファッションと美味しいものが生きがいで、最近は写真好きが高じてSNSにはまっています。そんな私だからこそな記事を提供できればと思います!

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