グアダラハラってどんなところ?
グアダラハラはハリスコ州の州都。メキシコの中西部に位置し、人口約150万人のメキシコ第2の都市です。ハリスコ州は農業、加工食品、装飾品などの伝統産業が現在でも重要な産業になっています。「メキシコのシリコンバレー」と呼ばれる一面も持っており、アメリカのIBMやIntelが進出しています。HONDAや花王など日系企業も数多く進出しています。また京都市とグアダラハラは姉妹都市提携を結んでいます。
街並みは「西部の真珠」と言われるほど美しく、世界文化遺産に登録されているオスピシオ・カバーニャスをはじめ、数多くの観光資源があります。観光地はセントロ周辺に集まっていますので、観光しやすい街と言えるでしょう。またハリスコ州の郷土料理は絶品で、「美食の街」としても知られており、マリアッチ誕生の地でもあります。
(2019年12月時点)
外務省の海外安全ホームページにある治安マップを見ると、ハリスコ州全体が白色です。今回はそんなハリスコ州グアダラハラの治安をご紹介していきます!
外務省海外安全ホームページ実際どうなの?グアダラハラの治安
グアダラハラはメキシコの中では比較的治安の良い州だと言えます。地元のメキシコ人にグアダラハラの治安について尋ねてみましたが、特筆すべき地名は上がりませんでした。しかしいくつか注意すべき場所・時間帯を教えてもらいましたので、ご紹介します。
①Mercado Libertad(リベルタ市場)周辺
Mercado Libertad(リベルタ市場)周辺は18:00時以降は少し雰囲気が変わりますので、ご注意ください。グアダラハラのセントロから東へ向かうと「Calz Independencia」という大きな道路があります。その道を挟んでMercado Libertad側は、街並みのローカル色が強くなります。人も多いので、スリなどに注意が必要です。
②セントロ
グアダラハラ観光の中心エリア。カテドラルからオスピシオ・カバーニャスにかけてコロニアル建築群が集中していて、歩いて散策できます。日中は観光客も多く、警察も巡回していますので、安心して観光できます。しかし21時過ぎになると、人通りも少なくなり、路上生活者の数も増えます。夜は建物がライトアップされ綺麗ですが、観光する際はお気を付けください。
③交通機関内
グアダラハラには多くの種類のバスの他、地下鉄も走っています。地元の人の多くはこれらの交通機関を利用しています。車内では盗難の被害にあわないように、細心の注意を払いましょう。
メキシコ生活に慣れていても難しい?グアダラハラの公共交通機関まとめ
今回はハリスコ州グアダラハラの治安をご紹介しました。現在グアダラハラはメキシコの中でも比較的安全な街の一つであり、魅力に溢れた街でもあります。しかしハリスコ州には大手麻薬組織「ハリスコ新世代(Jalisco New Generation)」があり、稀に残酷な事件が起こっていることも事実です。ドラッグなどには絶対に手を出さないようにしましょう。治安には気をつけながら、魅力溢れるグアダラハラ観光を楽しんでください!