アエロメヒコ、破産申請を準備
メキシコの大手航空会社「アエロメヒコ」が米国破産法第11条の適用申請を検討していることが明らかになりました。世界各国の航空会社と同様に、アエロメヒコは新型コロナウイルスのパンデミックによる需要の減少により、厳しい経営状況に直面しています。この報道を受け、アエロメヒコの株価は大きく下落しています。
新型コロナウイルスの影響で経営環境が悪化する中、中南米では航空会社の破綻が相次いでいます。アエロメヒコの破産申請が決定すれば、ラテンアメリカの大手航空会社では「アビアンカ航空」、「ラタム航空」に次ぐ3番目の航空会社となります。国際航空運送協会によると、コロナウイルスによるパンデミックにより、4月のラテンアメリカ地域の乗客数は96%減少した。 アメリカやヨーロッパとは異なり、ラテンアメリカ各国の政府は航空会社を保護するための措置が遅れている。
アエロメヒコ航空は、6月17日に東京成田〜メキシコシティ線の運航を、7月1日から週2便で再開すると発表したばかりだ。
出典
TEREDIARIOREUTERS1/1