メキシコのイースター
最近では、日本でも4月になるとエッグハントやお店でうさぎや卵型の雑貨が売られたりなどイ―スターの文化が浸透してきています。しかしこのイースター文化、実はメキシコなどの中南米の国々ではアメリカやフランスとは違ったお祝いの仕方をしています。
メキシコのイースターはSemana Santa(セマナ・サンタ)と呼ばれ、1週間と非常に期間が長いです。このお祭りはメキシコではクリスマスに並ぶ年間行事なのですが、その重要度は宗教の割合とよく関係しています。
メキシコ人の8割はカトリック
メキシコはブラジルに次いで2番目にカトリック教徒が多い国として知られています。
85%がカトリックであるメキシコにとってはSemana Santa(セマナ・サンタ)は重要な行事です。メキシコの学校などは2週間休みとなっており、実質春休みとなっています。このセマナ・サンタの詳しい意味や歴史については下記のリンクをご参照ください。
semana santa (セマナ・サンタ)の歴史2022年のSemana Santa(セマナ・サンタ)の日程
今年の聖週間の日程は4月10日の日曜から4月17日の日曜となっています。特に4月15日と4月16日の2日間は多くのメキシコ人の休みともなっているのでお店に行く際や出かける際は事前に調べてから行くといいでしょう。
Semana Santa(セマナ・サンタ)期間は旅行者が倍増!
伝統的なメキシコ人の聖週間の過ごし方は教会に出向くなどがあります。その他、赤肉を食べてはいけない代わりに魚を中心に食べるなどがありますが、日本のゴールデンウィークのような存在のこの聖週間は旅行をするのが一般的とされています。今年は新型コロナウィルスの影響もあり、旅行は推奨されませんが交通機関が混雑することは毎年予測されています。また家族や友人と時間を過ごすことも一般的であり、帰省する人も多くいます。
まとめ
メキシコでのイースターの過ごし方、いかがだったでしょうか。初めてのSemana Santa(セマナ・サンタ)は教会に出向いて経験してみるのもいいかもしれませんね。