①サルサ（Salsa）

メキシコといえばサルサですよね！サルサとは一般的には唐辛子を使った辛いソースのことを言います。（サルサはスペイン語で「ソース」という意味なので、液状調味料のことを広く指すこともあります）

日本ではタバスコくらいしかあまり知られていませんが、メキシコにはタバスコ以外にも、数え切れないほどたくさんの美味しいサルサがあります。スーパーのサルサコーナーには選びきれないくらいのサルサがずらりと並んでいます。特におすすめなのは以下の4つです。

サルサ・チンゴナ（Salsa Chingona）

辛いのが好きな方に、是非試して欲しいサルサです！

サルサ・バレンティナ（Salsa Valentina）

海鮮系のトスターダと相性抜群です！トスターダとは、トーストされたトルティーヤに様々な具材を乗せたメキシコ料理です。

エル・ユカテコ（El Yukateco）

サルサ・ハバネロ（Salsa Habanero）

この二つはケサディージャや目玉焼きなど、どんな料理とも相性の良いサルサです！

②タヒン（TAJíN）

タヒンとは、メキシコ人が愛してやまない、チリペッパーからできたスパイスパウダーです。マンゴーやりんご、オレンジなどのフルーツにかけると相性抜群！初めは躊躇するかもしれませんが、スイカに塩をかけて食べるのと同じように、ハマってしまうこと間違いなしです。

フルーツの他にも、タヒンはメキシコのビールカクテル「ミチェラーダ」に入れたり、バニラアイスにかけて食べるのがおすすめです。

③野菜・フルーツ

マンゴーやメロン、パイナップルやいちごなど、日本では少し高いフルーツがお手頃価格で手に入ります。また、野菜もとにかく安い！メキシコでは、野菜やフルーツは量り売りが基本なので、買いすぎて余らせてしまう心配もないですし、過剰なビニール包装がなく、環境にも優しいのが特徴です。

また、「カラバサ（Calabaza）」というズッキーニのような野菜や、「ツナ（tuna）」というサボテンに実をつけるフルーツなど、日本人からすると珍しい食材も売っているので、是非試してみてください！

④Dulce de Tamarindo

中南米や東南アジアの定番フルーツ「タマリンド」を使ったお菓子です。マンゴーやチリペッパーの入ったものまで、様々な種類があります。甘酸っぱく、少し癖のある味で、日本でいう梅干しのお菓子にどこか似ているような気がします。タマリンドには食物繊維や腸内環境を整える成分が含まれているので、便秘解消にも効果があると言われています。

⑤ハイビスカスの花（Agua de Jamaica）

メキシコでポピュラーな飲み物、「アグア（agua）」。日本語では「水」という意味なのですが、メキシコではただのミネラルウォーターではなく味のついたものを指すことが多いです。（ミネラルウォーターは “agua natural”と言います）日本でいう麦茶のように冷蔵庫にアグアを常備している家庭が多いです。

その中でも代表的かつ手軽に作れるのが、この「アグア・デ・ハマイカ」です。スーパーには乾燥したハイビスカスの花がお手頃価格で売っており、それを煮出して作ります。味は甘酸っぱく、美肌効果も期待できるとされています。

⑥カヘタ

メキシコ人がこよなく愛する伝統的スイーツ「カヘタ（Cajeta）」。ヤギのミルクでできたキャラメルソースです。グアナファト州のセラヤという地域で作られ始めたカヘタは、メキシコ版ミルクせんべいやトースト、パンケーキに塗って食べるととても美味しいです。

⑦オアハカチーズ

フレッシュな味わいでおつまみにもケサディージャにも合う、万能なチーズです。ケシージョ（quesillo）という名前でも知らているこのチーズは、日本で人気の「さけるチーズ」のルーツにもなっています。

⑧コーヒー

世界有数のコーヒー原産国であるメキシコ。特にベラクルス州、チアパス州、オアハカ州のコーヒーが有名です。実は日本のスターバックスでもオアハカ産のコーヒーが売られているんです。メキシコ滞在中、せっかくならコーヒーを飲みに現地に赴きたいところですが、スーパーでも有名な産地のコーヒーをお手頃な価格で購入することができます。たくさんの種類があって迷った時は、「blasón」という種類のコーヒーがおすすめです。是非色々試してみてください！

まとめ

今回はメキシコ生活を充実させるためのおすすめ食品をご紹介しました。メキシコ在住の方や、今後メキシコ滞在を考えている方はぜひ参考にしてみてください！