サルサ・ロハ(Salsa Roja)とは?
メキシコ料理に欠かせないサルサ・ロハ(Salsa Roja)。緑色のソース「サルサ・ベルデ」と同じぐらい、どんなメキシコ料理にもついてくる定番のサルサです。サルサ・ロハというのは、日本語に直訳すれば赤いソース。したがって赤いトマトを使ったソースは、どんなものでもサルサ・ロハと言えるのです。そしてそのバラエティーはそれこそ数えきれないほど。。。。
材料は同じでも、調理方法を変えるだけで全く違う味と香りになったりしますので、とても奥が深いレシピです。
サルサ・ロハの使い方
今回お教えするサルサ・ロハは定番中の定番!しかも、トマトの湯剥きも必要なくて、とっても簡単!
ちょっとピリ辛でどんなお料理にも合いますので、常備しておくと便利です♪
・トトポス(トルティーヤチップス)と一緒におつまみで♪
・サラダにかけて
・タコスやタコライスに
・コロッケや揚げ物に
・グリルした肉、魚、海産物に
・温野菜に
・ピザのトッピングに
・サンドイッチのアクセントに
・ポテトフライのソースに
・卵料理のアクセントに
・パスタのアクセントに
準備するもの
・コマルと呼ばれるメキシコのフライパン。無ければ普通のフライパンでもOK
・ミキサー
・包丁
・まな板
・保存用の瓶
・スパチュラ
材料
約800CCぐらいのソースが出来ます。
多すぎるときは量を半分にしてみてください。
・赤いトマト1キロ
・玉ねぎ 小さいもの1個。大きかったら半分に。玉ねぎは入れすぎない方がよい
・ニンニク 2片
・チレ・セラーノ 2本 (※)
・コリャンダーの生葉 1/2束
・水 適量
・塩
※ユカタン半島ではチレ・セラーノを使うのが一般的ですが、手に入らなければ、生のハラペーニョ、生のチレ・アルボル、生のチレ・ハバネロでもOKです。ちなみにハバネロは本当に辛いので、1つ入れればチレ・セラーノ8本分ぐらいの辛さになります。ハバネロを入れる時は、十分に気を付けてください。なお、ここではチレは2本だけにしていますが、メキシコの一般的な辛さでOKな方は8本が適量です。
作り方
1)材料を良く洗います。
2)トマトをざく切りにします。あまり細かくしないように。。。
3)玉ねぎをざく切りにします。あまり細かく刻まず大き目に。。。
4)ニンニクの皮をむいて、芯を取り除きます。こちらも刻まずに。
5)コリャンダーの茎は取り除きなるべく葉の部分だけを使います。
6)チレは柄を手でもぎ取ります。丸ごと使いますので切らないでください。
7)
コマルもしくはフライパンに、トマト、玉ねぎ、にんにく、チレを入れます。
注意:コリャンダー、塩、水は加えないでください。
8)
フライパンを強火にかけ、トマトがジュウジュウ言い出したら、中火にします。
焦げ付かないように時々動かしますが、あまり動かしすぎないように気を付けてください。
トマトの水分が少なくて、焦げ付きやすいようだったら、その都度水を足してください。
中火にしてから15分ぐらい焼くと、下の写真のように、玉ねぎが透き通り、チレに火が通り、トマトがソースっぽくなってきます。
9)上の写真みたいになったら、洗って、茎を取っておいたコリャンダーを投入します。
10)
そのまま中火で焼いていき、コリャンダーに火が通ってしんなりしたら火を止め、そのまま10分ぐらいおいて冷まします。
※冷ますのは、全体をなじませるためと、ミキサーに入れたときに飛び散らないようにするためです。
11)適度に冷めたところで、ミキサーに中身を全部入れて回します。
12)良く回して滑らかになったら、塩を大匙1ぐらい入れます。時々味見をして、お好みの味つけにしてください。サルサなので少し味が濃い方が、お料理に合います。
13)いい感じで味がついたら出来上がりです!瓶に入れて、冷蔵庫で保存すれば、1週間ぐらい日持ちします。
いろんなお料理に使ってみてください。