2016/08/09

これだけは抑えよう!メキシコでの病気・健康対策まとめ

メキシコでの病気や健康対策に関しての重要事項を紹介します。

※参考資料 メキシコ日本商工会議所発行「MEX LIFE」

メキシコの環境を理解し、健康被害には十分に気を付けよう!

メキシコ全体の気候は緯度・高度・山脈の走行・気圧・降雨・海流などの要因により多様性に富んでいます。北部は乾燥していて、夏と冬の気温差は激しい一方で、南部は1年中高温多湿です。首都メキシコシティは標高2240メートルの高地に位置しており、特に高山病に気を付けましょう。

また、高原の周囲を山で囲まれた盆地に位置し、大都会の人口過密、換気の不良や高地の為に酸素が薄く、紫外線の強さに加えて自動車の排気ガス、工場からの煤煙、火山の噴煙などが重なり大気汚染が深刻化してきています。

最近はかなり改善されていますが、のど、目、気管支に異常を起こすことも多々あります。

メキシコに来てアレルギーを発症する大人も子供も稀じゃありません。

対策は、基本を徹底!

うがい、目薬点眼、洗顔などを頻繁に行いましょう。

鼻洗浄用の生理食塩水の鼻スプレーは、薬局やスーパーマーケットで購入できます。

特に日差しが強く風の弱い日は光化学スモッグが頻繁に発生しやすいので、外出を控えることをお勧めします。

食事からの感染にも要注意!

メキシコの海岸地帯では寄生虫の種類が多いので気を付けましょう。

特に、食事からの感染が多く見られるので、食事をする際には十分に注意しましょう。

一時期、メキシコの豚肉にはトリキナ虫がいるので食べない方がいいと言われたことがありました。しかし、トリキナ虫は日本も含め全世界に分布しているため、本当にメキシコの豚肉に寄生しているのかは確かではありません。

十分に加熱して食べる様注意してください。

万が一に備えて!

メキシコの薬局には“虫下し”のクスリを置いています。

種類は、4か月に1度服用するVermox(子供用あり)や、Farmeban(8時間おき、毎食後10日間服用)などがあります。

飲み水には十分な注意を!

メキシコの生水は、充分に気を付けましょう。

お腹を下すことや寄生虫の感染の可能性もあります。

飲料水は必ずフィルターを通してろ過したものを、15分以上煮沸させたものか、ミネラルウォーターの服用をお勧めします。

メキシコではガラフォンがお勧めです。

ガラフォンとは、メキシコで販売されているミネラルウォーターの一つで、1つ20ℓ入りで価格は15~17ペソ(90~100円)(グアナファトの例)

入国前には予防接種を!

メキシコに入国する際にあたっての必要な予防接種としては、A型肝炎。B型肝炎、破傷風、インフルエンザなどです。また、余裕がある人は狂犬病の予防接種をしておくと良いでしょう。

メキシコでは乳幼児は、スーパーマーケットや公民館の様な場所で集団接種が原則無料で受けられますが、衛生上の問題から都市部の私立病院での医師による接種の方が安心できます。

欧米一流メーカーの各種ワクチンの接種が可能です。

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