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2019/07/01

【発見】人々の心をつかめ!メキシコのユニークな広告たち

日本では街中や電車の中などでよく見かける面白い広告。通勤・通学途中やショッピング中についつい目を奪われてしまいますよね。ここメキシコでも、店先や街中でユニークな広告を目にすることが多々あります。「こういう言い回しや画像がメキシコ人には響くのか…」と驚くこともしばしば。今回はそんなメキシコのユニークな広告に注目しました!

色気溢れるセクシーなサンタ

出典 - https://www.wearelatinlive.com/article/1206/sexy-and-slim-santa-arrives-in-mexico

クリスマス直前のメキシコシティに突如出現した広告。こちらはメキシコの高級デパート「Palacio de Hierro(パラシオ・デ・イエロ)」が出した「ミスター・クロース」の広告です。サンタクロースの白く長いひげこそ持ってはいますが、一般に思い浮かべられるふっくらとした顔・体に赤い服をまとったサンタクロースの姿ではありません。きりっとした顔立ちで頬骨が目立ち、シックな色のコートとジャケットに身を包んでいます。

この広告に対する反応はさまざま!「エレガントでセクシー」「膝に座ってプレゼントをおねだりすればいい?」など好反応を示す人もいれば、「強い」「サイコパスみたい」などとネガティブな反応をする人も一定数いたようです。クリスマスの夜に目を覚ますと、枕元にこんなイケメンなサンタクロースがいたら、少しときめいてしまいそうですね♪

生涯最後のセルフィー

出典 - https://adgang.jp/2015/02/88315.html

こちらはフォルクスワーゲンが「運転中のセルフィーはやめましょう」と訴えるために打ち出した広告です。最近では、スマートフォンのインカメラで自分の姿を撮影する「セルフィー」が世界中で世代を問わず流行しており、SNSにアップされている様子をよく見かけますよね。

しかしこのセルフィーが原因で帰らぬ人となる「セルフィー関連死」が世界中で多発しているのです。論文誌「Family Medicine and Primary Care」が発表した調査結果によると、2011年10月から2017年11月までの間に少なくとも137の事件が発生し、259件の「セルフィー関連死」が起きたといいます。なかでも特に多いのが水難事故、交通事故、転落事故だったと報告しています。

セルフィーによる交通事故の犠牲者を出さないために打ち出した、フォルクスワーゲンのこの広告は非常に話題を呼びました。広告に使われているのは交通事故にあった瞬間の写真で、ドライバーが手を伸ばしてセルフィーを撮影した瞬間になっているという画像です。楽しかったはずのお出かけが、こんな形で「最期」になってしまっては悲しいですよね。助手席や後部座席に座る大切な人を守るためにも、運転中のセルフィーは絶対に控えなければなりません!

あなたはどの「メキシコ美人」がお好み?

出典 - https://www.facebook.com/pg/CervezaVictoriaOficial/photos/?tab=album&album_id=296992030421831&ref=page_internal

こちらはメキシコのビールブランド「Victoria(ビクトリア)」が制作した広告です。日本人には馴染みのない派手なメイクや衣装ですが、これらはメキシコに古くから伝わる民族衣装と太古の神々がモチーフにされています。

それぞれの広告でモチーフにされている「Tapatía(タパティア)」「Oaxaqueña(オアハケーニャ)」などは日本でいう「江戸っ子」「関西人」といったニュアンスで、メキシコ各地の住民の名称だそうです。ビールを飲んで酔っ払うと、こんな美女たちとの非日常が味わえるのかもしれませんね♪

人生、2度生きよう

出典 - https://adgang.jp/2014/05/60943.html

こちらはメキシコシティに設置された、臓器ドナーの登録を促す広告です。上下に2枚の異なる写真を並べることで、まるでひとりの人のように見えるビジュアル。「臓器ドナーになることは、もう一度誰かの人生を生きること」というメッセージが一目でわかる広告になっています。街中で見かけたらついつい足を止めてしまいそうですね。

日常生活の中で「ドナー登録」を意識することはあまりありませんが、こんな広告を目にすると、他人事ではなく自分のこととして考える機会になるかもしれません。このように人々に新たな考えや行動をもたらすことができるのも、広告の醍醐味と言えます。

番外編@ルミネ

出典 - https://magazine.lumine.ne.jp/?p=66408

こちらは日本の大手百貨店「ルミネ」の2017年春の広告です。なんとこちらの広告、メキシコのサンミゲル・デ・アジェンデで撮影されたのです!「Favorite Hiding Place(お気に入りの隠れ家)」というテーマの基制作され、デジタル世界の喧騒の中で立ち止まり、自分の時間を大切にするライフスタイルの提案という意味が込められているそうです。

起用されたのは、当時モデルデビューわずか1ヶ月だったエハラミキさん。メキシコの有名な女性画家であるフリーダ・カーロを模したヘアスタイルと衣装で撮影に臨みました。若くして交通事故に遭い、後遺症に苦しみながらも自分を見つめ、自画像に情熱を注ぎ続けたフリーダ・カーロ。彼女の物語を知り、生き方に感銘を受けた日本人女性も多いのではないでしょうか。

まとめ

以上、メキシコのユニークな広告まとめでした。日本人が見ても心に残るような、メッセージ性の高いものもいくつかありましたね。日本の広告代理店最大手「電通」が2016年にメキシコの広告代理店AC社を買収したことから、日本の広告代理店のメキシコ市場参入にも注目が集まります。世界中で広告業務のインハウス化が進むなか、日本の広告代理店はいったいどのような手法で世界を舞台に生き残っていくのか、これからも目が離せません!電通のAC社買収について詳しく知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください♪

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著者情報

紹介文: 大学3年生を終えたところで休学し、現在エンカウンターでインターン中です!グアナファトでは甘いものと辛いものを交互に食べる食生活を満喫中。季節によって、日によって、時間によってくるくると表情を変えるメキシコの魅力を、余すことなくお伝えしていきたいです!

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