2020/04/21

【速報】メキシコ保健省が新型コロナウイルス拡大に伴い「第3フェーズ」を宣言

2020年4月20日,ロペス=ガテル保健省次官はメキシコ国内の新型コロナウイルス感染症の感染状況が「第3フェーズ」へと移行したことを公表しました。メキシコ保健省の見解と今後の予測について解説します。

そもそも感染症の「フェーズ」とは?

世界保健機関(WHO)はパンデミック(感染症の世界的な大流行)の各段階を「0」から「5」の6段階で表し、フェーズごとの公衆衛生学的な対応策を各国に求めている。

以下に各フェーズの状況を簡単に解説します。

・フェーズ「0」

新しいウイルスが出現。感染発症国で最初の感染が報告される。パンデミック間期としても知られている。

・フェーズ「1」

WHOはパンデミックの始まりを正式に宣言。各国は感染症の情報を得て基本的な予防策を推進する。

・フェーズ「2」

各国局所で感染が始まり、感染と死亡が急速に増加する。外出の制限などの予防策が強化される。また大規模なイベント(授業、仕事、コンサート)がキャンセルされる。

・フェーズ「3」

感染者の増加および死者数がピークに達する。各国は検疫、出入国の制限など感染を回避するための予防策を一層強化する。

・フェーズ「4」

感染者の数は徐々に減少し始める。各活動は正常に戻るが、感染予防策を維持する。

・フェーズ「5」

WHOが定めるパンデミックの終わり。この最終フェーズに到達するには、最大3年かかる場合がある。

メキシコ政府 新型コロナウイルス「第3フェーズ」を宣言

ロペス=ガテル(Hugo López-Gatell)保健省次官はメキシコにおける新型コロナウイルス感染拡大に伴い、流行段階が「第3フェーズ」に移行したことを述べました。2月27日にメキシコで初めて新型コロナウイルスの感染者を確認して以来、2か月経たない内に8,772人の感染を確認するまでに至り、メキシコ政府は危機感を強めています。また4月16日には新型コロナ感染拡大を防止するために3月より始まった政府の「健全な距離の維持キャンペーン(Jornada Nacional de Sana Distancia)」を5月30日まで延長する方針を打ち出しています。

メキシコの新型コロナウイルスのピークが5月8日から10日の間に到来すると言われています。今後最大限の警戒が必要になってきます。

メキシコ国内新型コロナウイルス感染状況(4月20日現在)

感染者:8,772人

回復者:2,627人

死亡者:712人

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