【U-23メキシコ代表】母国での五輪出場決定!チームを支える西村亮太コーチ

男子サッカーメキシコ代表の東京五輪出場が決定!その代表チームで日本人初のコーチを務める西村亮太さん。今回は西村コーチに五輪出場決定後の心境、在住10年を超えるメキシコでの生活について迫りました。

プロフィール

プロ経験がないにも関わらず、サッカー強豪国メキシコで日本人初のサッカー指導者として活躍される西村亮太さん。メキシコで指導者学校卒業後、現地クラブチームでコーチを歴任し指導者としてのキャリアを積んできました。2019年、現代表チーム監督のハイメ・ロサーノ氏の要請で男子サッカーメキシコU-23代表チームのコーチに就任。そして先日、メキシコ代表が北中米予選を突破し、目標としていた母国で開催される東京オリンピックに出場することが決まりました。五輪の舞台で日本凱旋を果たす西村コーチにインタビュー!

五輪出場を賭けた緊張感のある予選

【amiga編集部】

改めまして五輪出場決定おめでとうございます!

U-23のメキシコ代表チームのコーチ就任が決まってから、母国での五輪出場はずっと目標だったとお聞きしました。実際に五輪出場が決まった瞬間の率直な感想をお聞かせ下さい。

【西村コーチ】

まずはホッとしましたね。それと同時に今まで準備してきたものを一つの形として表すことができたのが嬉しかったです。北中米予選ではメキシコが勝つだろうとは言われていましたが、だからこそ、しっかりそこで勝つというのはプレッシャーもありました。

【amiga編集部】

プレッシャーの中での試合だったのですね。中でも五輪出場決定までの過程で一番の難関だった試合はありますか?

【西村コーチ】

予選第2戦のコスタリカ戦ですね。勝てばグループリーグ突破が決まる状況だったのですが、引き分けか負けになってくると次のアメリカ戦で絶対に勝たないといけないというプレッシャーがありました。コスタリカも良い選手が沢山いたので。そこは大きなターニングポイントでしたね。

日本とのマッチアップも決定!五輪に向けてコンディションは最高潮

【amiga編集部】

開催が迫る五輪に向けて、現在のチームのコンディションやモチベーションはいかがですか?

【西村コーチ】

最高潮ですね。予選のときから五輪の出場権を獲得すること、そして五輪に参加するだけでなく勝ちに行くことを目標にしてきました。選手たちは各々のクラブでもトレーニングに励んでいます。

【amiga編集部】

五輪の代表チームとしての練習時間を組むのはやはり難しいですか?

【西村コーチ】

そうですね。ほとんどの選手が一部リーグのレギュラーで、それぞれのチームでも重要な選手です。なのでクラブ側としても代表チームには協力をしたいけれど、クラブにとっても彼らは必要な選手。代表としての選手の練習時間を確保することは難しかったですね。その分少ない時間の中でいかに練習を組むかというのが大事なポイントでした。

【amiga編集部】

コーチとしてその点で大変だった点や工夫した点はありますか?

【西村コーチ】

代表の選手はそれぞれの所属するチームから来ているので、選手のコンディションがそれぞればらばらなことも多いです。また選手に対して所属するチームの監督が求めることと、僕らが彼らに代表チームのメンバーとして求めることが違うこともあります。そこをいかに短時間で一つの方向性に持っていくかというのが肝でした。

【amiga編集部】

五輪では海外や日本の観客に、チームのどういったところに注目してほしいですか?

【西村コーチ】

一人一人の選手が自分の能力をチームのために駆使し、チームのために労力を惜しまずプレーしているところですね。またメキシコ人選手は能力の高いプレイヤーが揃っていますが、世界でまだまだマークされていない選手が多いので選手一人一人に注目して頂けたら嬉しいなと思います。

【amiga編集部】

また先日4月21日に、一次リーグで開催国である日本チームとのマッチアップが決定しましたね。

【西村コーチ】

日本は技術が高い選手が揃っていますね。開催国ということもあってチームとしても準備を継続的にしていて完成度が高いチームが出来上がっていると思いますが、メキシコも準備をしっかりして勝ちに行きます!

メキシコでの生活に欠かせないスラング

【amiga編集部】

普段コーチとして忙しくされていると思いますが、西村さんにとってのメキシコでの癒しの場所やメキシコでのお勧めスポットなどはありますか?

【西村コーチ】

メキシコ全土は仕事で行ったことがあるのですがまだまだ発掘し切れていないですね。

癒しかは分からないですが、道端でタコスやトルタを食べるのが好きです。レストランで食べるより屋台のタコスの方が美味しいですしホッとしますね。屋台で食べるのは衛生面的にどうかなという先入観はありますが、慣れてしまうと安くて美味しいし、ローカルな雰囲気やメキシコ人の文化をレストランよりも直で感じられるのも好きなところです。

【amiga編集部】

メキシコでの生活は長いと思うのですが、スペイン語もそういったローカルなところから学んでこられたのですか?

【西村コーチ】

そうですね。メキシコに来た直後からチームや友達との会話の中で、スラングを中心に学んでいきました(笑)スラングは僕にとってメキシコの好きなところなんです。スラングも攻撃的なことを言うときに使うだけでなくて愛情表現の一つじゃないかなと。

仲の良い友達に対して使ったり、そこまで仲良くなくてもスラングを使ったら一気に場が和む、そういう効果がありますね。

【amiga編集部】

メキシコはスラングが非常に多いですもんね。他にもメキシコの好きなところはありますか?

【西村コーチ】

メキシコ人の人柄ですかね。人が本当に優しくて親近感があります。初対面でもよくしてくれます。仲良くなると家族同様に優しく、人と人とのつながりを大事にする、そういうところが好きですね。それもこれもスラングを使えば一気に距離が縮まります。

開催が迫る五輪に向けて一言

【amiga編集部】

最後に五輪出場に向けて、コーチとして西村さんの意気込みをお聞かせください。

【西村コーチ】

選手とスタッフ、一丸となって全員で作り上げてきた僕らのチームを世界中の人に見てもらい、「驚き」を届けたいです。例えばスタジアムで試合を見ているとつい立って応援したくなる、そういう感情移入できるチーム作りを僕らはしているし、今後も続けていきます!五輪では臨場感溢れるぼくらのプレーを是非味わって下さい!

【amiga編集部】

西村亮太コーチの存在も含め大注目のメキシコ代表ナショナルチーム!五輪での日本とのマッチアップも決定し、益々目が離せません。オリンピックでは今を駆け抜けるメキシコ代表チームも応援し、一緒にゲームを盛り上げていきましょう!

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