2021/06/16

【メキシコシティ】Uber eatsだけじゃない?!人気デリバリーサービスを徹底比較

コロナ期間に人気が急増したフードデリバリーサービス。今回はamiga編集部が実際に3社から注文をしメキシコにおける各サービスを徹底比較・解説します!

フードデリバリーサービスとはー今回比較する3社ー

現在、新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が増えると同時にフードデリバリー市場も加速しています。

フードデリバリーとは、アプリ上に加盟している店舗から携帯一つで注文から決済、お届けまで完結するサービスのことです。

Uber eats はメキシコ国内全32州で展開、DiDi food はメキシコに主要32都市、そしてコロンビア初のデリバリーサービスRappiはメキシコ国内28都市で展開しています。

今回はメキシコシティにおける主要であるフードデリバリーサービス

・Uber eats

・Rappi

・DiDi Food

を比較しました。

フードデリバリーサービスを選ぶポイント

初めてデリバリーを頼む方やメキシコで初注文する方は、「どういった違いがあるのだろう」「本当に届くのだろうか」などと不安を抱く方が多いかと思います。今回はそんな不安を解決するために以下のポイントを抑えて各サービスを徹底解説致します。

・配送手数料 

・加盟店舗数 

・配送時間と配達の丁寧さ

・キャンペーン・特典

上記4つの点を踏まえて各サービスをご紹介致します。

意外と知らない各会社の配達手数料とサービス料の仕組み

フードデリバリーサービスを使用するにあたって各社の配達手数料は大きなポイントですよね。フードデリバリーサービスは通常、食事そのものの料金に加えて手数料がかかるので、できる限り抑えたいところ。各デリバリーアプリの配達手数料は以下のようになっています。

■Uber eats

Uber eats の場合、注文時の商品代金と別にかかるのが「配達手数料」と「サービス利用料」だと公式ウェブサイトで述べられています。

配送料は、注文したお店の所在地そしてお客様の所在地の間の距離に基づいて計算されます。また、距離だけでなく時間帯によって配達パートナーの需要が高まればその分配送料も上昇します。

サービス料金に関しては注文したサイズによって設定され、小計の5%~10%となります。

参照
出典 https://help.uber.com/es/ubereats/article/cu%C3%A1nto-cuesta-uber%C2%A0eats?nodeId=e4d2b68b-9982-4dde-a224-9733485ccdb9

■Rappi

Rappiは4km、30分以内だと基本料金が45ペソとなっています。4km以上そして30分以上の場合は時間と100mごとに追加料金が発生します。

今回は、期間限定キャンペーンで配達手数料が無料という、嬉しい特典がありました。

以下がRappiに関するサービス料金の参考リンクとなっています。

参照
出典 https://transportamex.com/aplicacion/rappi/favor/

■DiDi Food

最後にDiDi Foodは18ペソからという市場で最も安い配送料金を設定しています。

この配達料金の安さとお手軽さ故にユーザーの30%が「初めてデリバリーアプリを使った」方々であるという驚異的数字を記録しています。

参照
出典 https://marketing4ecommerce.mx/didi-food-llega-a-mexico-con-una-nueva-propuesta-de-servicio-de-food-delivery-cuidado-uber-eats/

結果:この3社の中だと配達料+サービズ料金においてDiDi Food が最も低価格でデリバリーサービスを行っていることが分かります。

各サービスの加盟店舗数とアプリ内の使いやすさ

各デリバリーサービスアプリのプラットフォームに、どのくらい加盟店舗数があるのかも重要なポイントです。提携を結んでいる店舗数が多いほど自宅で食べられる料理も幅が広がりますよね。以下が各3社の加盟店舗数と加盟店のバリエーションです。

■Uber eats

Uber eats はメキシコ国内で60万軒以上のレストランと提携を結んでおり、メキシコシティ内だけでも数多くのレストランが加盟しています。アプリ上では検索欄から店名を調べられるだけでなく、料理のカテゴリーごとにも分けられています。

例えば、「アメリカ料理」、「中華料理」、「アジア料理」といった分類だけでなく、「忙しい人向け」といったカテゴリーも存在している為、その時その人に合ったお店やメニューを容易に見つけることができるところがポイントです。

Uber eats 注文ページ

■Rappi

メキシコシティにおけるRappiはおおよそ80店舗と提携を現在結んでいます。

Rappiのカテゴリー分別はUber eats よりも店舗数が少ない分、細やかに設定されています。例えば、「ハンバーガー」、「寿司」、「スイーツ」、「魚介」といったように人気のメニューごとにカテゴリー化されています。

Rappi 注文ページ

■DiDi Food

2018年2月からメキシコ・グアダラハラでサービスを開始したDiDi Food は半年間で60万というダウンロード数を突破し、2019年にメキシコシティでも展開され始めました。メキシコシティだけの具体的な提携店舗数は提示されていませんが、約80種類以上の料理が掲載されており、その90%が100ペソ以下で食べられるメニューを提供しているという点が特徴です。

*検索する際に役立つフィルター(DiDi Food)

【メキシコシティでDiDi Food が開始された際の記事】DiDi Food 注文ページ

結果:実際に使用した感想も含め、3社の中だとメキシコシティ内で加盟店舗数が多いのはUber eatsだという事が分かりました。またアプリ内の使いやすさといった点では、3社とも「配達時間順」、「配達料金順」、「おすすめ順」、「金額別」といったフィルターをかけることができ、個人に合わせた最適なお店を提案してくれます。特にUber eatsの場合は「ベジタリアン」、「ビーガン」、「グルテンフリー」といったフィルターも掛けることができるので、食事制限がある方にはもってこいのプラットフォームですね。

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