私が思う「どんな人がメキシコで働くことに向いてるのか」
「当たり前を信じすぎない人」という言葉が咄嗟に思い浮かびます。メキシコに当たり前なんてないですからね(笑) 厨房スタッフに対して、近所のスーパーへ買い出しへお願いしたのに、何故か帰ってくるまでに一時間かかったり。挙げ句の果てには、買い出しで発生したお釣りを返してくれなかったり(笑)。私たちの感覚では「簡単なお使い」でさえ、ここメキシコでは想像した通りにことが進まないことも多々あります。そんな環境下で、一つ一つの事件や出来事に対してグッと耐えながら進んでいける人、楽しんでいける人がメキシコで働くことに向いていると個人的に考えています。
個人的なメキシコの面白さって、「仕事の同僚」と「プライベートの友達」の境界線が、良い意味で曖昧であることだと思っています。自身の部下にあたるメキシコ人たちと、友人としても仲良くできることは個人的にメキシコの好きな部分です。仕事の外と中とで別々の「人間関係」を築いていけるので、仕事内でどんなに厳しい言葉をかけたとしても、仕事が終われば仕事仲間ではなく友達に戻れるのが素敵だなと思っています。
そう考えると、人間関係がウェットなメキシコにおいては「人が好き」じゃないとメキシコで働くのは難しいかもしれませんね。日系企業であっても、メキシコという地で彼らと共に働くのであれば、メキシコ人とコミュニケーションを取り、共に働く、ということから嫌でも離れることはできないので。
潮風を感じたことのない人生から、カリブ海で新しい挑戦を
会社からやんわり辞令を受けて(笑) 2022年の春に、カリブ海が広がるカンクン市内の新拠点立ち上げに挑戦する予定です。既に社内の幹部スタッフと視察でカンクンへ訪れており、カンクン近辺においてEncounter Japanの手掛けるサービスに商機があると感じています。潮風を感じたことのない人生をこれまで送ってきましたが、来年は自身を取り巻く環境がガラッと変わる気がしています。
観光地であるカンクン市内とはいえ、実際に訪問するまではコロナウイルの影響で街全体が閑散としているだろうなと想像していましたが、実際にはパンデミックの中でも多くの海外・国内の観光客で賑わい、その光景をみて正直驚きました。コロナウイルスが終息した後、きっとこのエリアはより賑わっていくだろう、と感じましたね。「カリブ海」という強い観光資源を持ったこのエリアに対して、大きなポテンシャルとチャンスを感じています。
そのため、Food & Beverageの事業部として店舗の立ち上げに関わる予定です。カンクン市内でオープンする店舗は「ローカルな人々にも愛され、かつ観光客にも愛される」ような場所にしたいと考えています。多国籍な人々が朝、昼、晩と訪れるような場所に出来れば理想ですね。お店の雰囲気としても、個人的にはシックで大人な空間にしたいと思っていて。ただし提供する料理は「日本食」に限定する予定です。全てがゼロからのスタートなので、この構想段階から、とてもワクワクしています。
カンクンの新店舗で、私と来年から一緒に働いてくれる日本人シェフも絶賛募集中ですので、興味がある方はぜひお気軽にお声かけください!
Encounter Japanの面白いところ、大変なところ
普通の会社に就職していたら、きっと今のように「任せてもらえる環境」にはいなかったと思います。「任せてもらえる」ことで、私自身は仕事にやり甲斐を感じています。「経験」に価値をおける人にとって、Encounter Japanは素敵な会社ですね。給料や待遇、会社の知名度などは大手商社やメキシコ国内の日系企業と比べると見劣る部分がありますが、これから時間をかけて、より良い会社にしていこうと社長の西側、そして日本人・メキシコ人の社員も強く思っているので、より良い会社にしてくべく、私も引き続き努力しています。Encounter Japanの面白いところ、特徴的なところでいうと「Encounterで働く全ての人」がそれぞれの持ち場で、それぞれが全力で戦いながら、仕事しているというところも挙げられますね。こんなに社員全員が頑張って戦っている会社、きっと他にないと思います。
最後に、Encounter Japanでは、私が先ほどお伝えした「当たり前を信じすぎない人」という項目に加えて「目まぐるしい環境の違いに適応しながらも、結果を出そうとコミットできる人」にぜひ入社して欲しいと思っていますので、海外で挑戦したい料理人の方やサービスに興味がある方は気軽にご連絡頂ければと思います。私とは別の部署ですが、広告代理店、映像制作、人材紹介等を手掛ける営業部でも採用活動を随時行っていますので、こちらも併せてお気軽にお問い合わせください!
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