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【インタビュー】世界遺産の街で学校を立ち上げた日本人女性

スペインに憧れ、大学時代にスペインへ留学をされた土田さん。会社員生活に終止符を打ち、単身でメキシコに渡りました。現在はグアナファトでスペイン語学校を経営されています。 20年近くグアナファトで語学学校を経営されている土田さんに、グアナファトでのスペイン語留学の魅力についてもお伺い致しました。

「留学」を通して、その人が変わっていく姿が面白い

 私は生徒に、「先生と呼ばずに、名前(光子さん)と呼んでくださいね」とよくお願いしています。

生徒の方々には気楽に、そして居心地の良い場所を提供したいと考えていますし、年齢層等関係なく、楽しい関係を築いていきたいと考えているからです。

私は人前に立つタイプの人間ではなく、リーダー気質の人についていくタイプだとずっと思ってきましたし、今でもそう思っていますので、私がスペイン語を生徒たちに教えることになろうとは微塵も思っていませんでした。いつも同じ立場であることを忘れずにいろいろな年齢層、分野の人たちに授業をしていると、毎日生徒から学ぶことばかりです。

海外に出てくる方々は個性的な方々が多いです。喜ばしいことに、この街に来ると各々の個性が更に輝き、グアナファトをエンジョイしてる人を見るのがとても楽しく、嬉しい限りです。

また、自分から他人に全く話そうとしない人だったり、「物事はこうあるべき!」といった偏見がある方々が来られて数ヶ月滞在すると、帰国する頃にはその方の人間性がポジティブな方向に変わり、「この人、こんなに楽しい人だっけ!」と思わされることも多々あります。

メキシコに対して今、日本人が抱いているイメージは基本的にネガティブです。メキシコ人が何事にもルーズであること等は事実ですが、日本とは違って他人を過度に意識せずとも住める国であることも事実です。メキシコに住む日本人や留学生の方々が、のびのびと生活されているところを私はよく見かけます。

日本人の間で

 現在、語学学校の運営に加え、グアナファトでのガイド業や日系企業のメキシコ進出サポート、翻訳通訳等を行っています。

自動車関連企業のメキシコ進出が要因で、メキシコに来られる日本人が急速に増えています。しかし日本人界隈の横の繋がりは少なく、情報交換や交流の場が少ないのが現状です。

私の今後取り組みたい課題は、メキシコに住む日本人の間で、横の繋がりを自然と生み出していくことです。

企画の形は何でもいいと思うので、まずは人が集まるきっかけづくりをしていきたいと考えています。2015年の2月14日にはグアナファトで“独身会”と称し、日本人向けのイベントを開催したところ、レオンやイラプアト等からもイベントに参加して頂き、交流の場を創出しました。

長年グアナファトで生活していること、また仕事柄日本人と接する機会が多いことから、今後は日本人の交流の場の創出を通して日本人間の横の繋がりを生み出していきたいと考えています。

グアナファトで留学することの魅力

 スペイン語圏を旅行する際に、「Gracias」(スペイン語で「ありがとう」の意) の一言に加え、もう一歩コミュニケーションが取れるようになれば、現地の人々から「ご飯に行こうよ」「遊びに行こうよ」とお誘いを受ける可能性がグッと高まり、より楽しい旅行や生活に繋がりますので、より旅行を楽しむ上でスペイン語は出来た方が良いと考えています。

当校に限らずグアナファトでのスペイン語留学は、スペインを始めその他スペイン語圏、またメキシコ国内のその他都市と比較し料金が安いです。加えてグアナファトは治安が良いため、夜に町中を歩いても問題なく、安心して留学ができる街です。

街全体が世界遺産であるグアナファトは、公園のベンチに腰掛けるだけで美しい街並に自分を投影できる、素晴らしい町です。このコロニアル調の町で時間を過ごすというのは、優雅でリッチなことだと思っています。私なんかは長年の間、毎日グアナファトの街並を見ているので、さすがにもう感動はしないけれど(笑)、初めてグアナファトを訪れた人にとっては、間違いなく心に残る場所となるでしょう。

またグアナファトは授業が終わった後でも、気さくなメキシコ人と会話する機会が非常に多いため、授業で学んだことを即座に実践できることもグアナファトならではの良さであり、この街は世界的にみてもスペイン語留学先として最高の地だと私は思っています。

トナリ学院HP留学支援サイト「バモサメ」公式HP

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