La Casa de Toño(ラ・カサ・デ・トーニョ)とは
La Casa de Toñoとはメキシコにあるメキシコ料理のチェーン店です。La Casa de Toñoは「トーニョの家」という意味で、このトーニョさんこそがLa Casa de Toñoの創設者なのです。1978年にケサディージャと前菜を販売する屋台から始まりました。その後徐々にお店を増やしていき、現在ではメキシコシティとその近郊に55店舗以上ものお店があります。そして今やメキシコで有名なレストランの一つとなっています。
メニューはチラキレスやエンチラーダスなどの一般的なメキシコ料理が中心となっており、一番の人気メニューは「Pozole(ポソレ)」です。こちらのメニューについては後ほど説明していきます。
大体のお店が朝8時から夜11時まで営業しているのですが、一部のお店では24時間営業の店舗も。メキシコで24時間営業のお店はなかなか珍しいです。
また、お昼時はどこの店舗も長蛇の列。場所によって異なりますが、サラリーマンから家族連れまで色々な人が並んでいます。筆者も初めてLa Casa de Toñoの列を見た時は驚きました。今ではUbere atsのような宅配サービスも発達しており、行列に並ぶことなくおうちでLa Casa de Toñoの料理を楽しむことができます。
メニューのラインナップ
では実際にLa Casa de Toñoのメニューを紹介していきます。
先ほど記載した通り、一番人気はやはり「Pozole(ポソレ)」。ポソレとは豚骨で出汁を取ったスープの中にジャイアントコーンや鶏肉などが沢山入ったスープのことです。豚骨で出汁を取っているので日本人にも食べやすい味です。
朝食にはメキシコの伝統料理「チラキレス」(チラキレスだけで4種類も!)や卵料理等があります。実はメキシコは卵の消費量世界No.1なのです。
ランチとディナータイムのメニューにはポソレの他に
・Tacos(タコス)
・Quesadilla(ケサディージャ):チーズ入りのトルティーヤ
・Chicharron(チチャロン):豚の皮を揚げたものにサルサが掛かったもの
・Sope(ソぺ):厚めの揚げたトルティーヤの上に豆をペーストしたものを塗り、その上にお肉や野菜を載せたもの
・Flautas(フラウタス):トルティーヤにお肉を詰めて揚げたもの等があり、メキシコの伝統料理の王道が揃っています。
メニューの種類はそこまで多くないものの、別途トッピングを注文することができ、自分好みにカスタマイズすることができます。
またデザートやパンなどもあり、死者の日付近では死者の日に食べるパン、「Pan de Muerto(パンデムエルト)」も売っていたりと季節限定のメニューも楽しめます。
La Casa de Toñoの人気の秘密
ではLa Casa de Toñoはなぜこんなにも人々に愛されているのでしょう。
人気の一つに「速い・安い・美味しい」が挙げられます。お店の前には行列はあるものの、いざ席について料理を注文をしてからそんなに待つことなく料理が運ばれてきます。サービスの質にムラがあるメキシコでは珍しいことです。
運ばれてきた料理は美味しくて、尚且つお手ごろなお値段。どのお店でも同じようなクオリティーで、家族連れで行ってもストレスなく食事ができます。
また、ポソレは基本的にお祝いの料理で主に独立記念日に食べられますが、La Casa de Toñoではいつでもポソレを食べることができます。しかも美味しい!ポソレは手間と時間が掛かる料理です。そのポソレを気軽に家族みんなで食べることができるのもLa Casa de Toñoが愛される理由のひとつなのではないでしょうか。
現在では宅配サービスを利用することもでき、より一層気軽にLa Casa de Toñoのメニューを食べることができるようになりました。
La Casa de Toño HPまとめ
La Casa de Toñoはお店も広くて綺麗で、一人でも入りやすいお店です。また身近な場所にお店があるので、ポソレが食べたくなったらついフラッと行ってしまう、そんなお店です。筆者も今日はLa Casa de Toñoのポソレを食べようと思います。
まだ行ったことがない方は是非足を運んでみてください。
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